【芥アキ語り】どちらかが、なにかしらの事情で「君とはただの遊びだったんだ」と相手に言った場合どうなってしまうかについて語りましょう。
https://t.co/1W1TLhJqWu

ひぇっ

やつがれにお前との関係はお遊びに過ぎぬって言われたらアキ泣いちゃう

「貴様との関係などお遊びに過ぎぬ。マフィアを相手に…貴様も本気だった訳ではあるまい」
「……えっそれまじで言ってる？」
「……」
「…本気で言ってる？冗談じゃなくて…？」
「……」
「…そっか。…そっかぁ、あはは」

って笑うけどポロポロ涙こぼし始める
つらい しんどい

なおアキが「もしかして本気になっちゃってた？わたしみたいなの相手に？」とかそういう事を言うとその後は恐ろしすぎて考えたくもない

「…僕を騙したのか」とか「楽しかったか、そのお遊びとやらは」とかいうやつがれしんど怖すぎてヤバいし、でもじゃあ殺すってなるかというと、やつがれは多分しないからやだもうばか



アキにお土産買って帰ってくるやつがれはなんなの

一度なんかの拍子にケーキを持って帰ったらえらい喜ばれて、以来お土産を買って帰るのを覚えるやつがれしんどくない？

何処で何食べても最高に幸せそうな顔するから、甘いものならなんでもいいのかと思ってたけど、ある日チーズケーキを買って帰ったら、ち、チーズケーキだ！！？って驚かれて、明らかに大好物らしいのがわかってちょっと気分いいやつがれ

なんでも美味しそうに食べる子は最高に可愛いけど、なんでも好きな子の大好物を引き当てた時の愉悦というかなんというか

どのケーキがすき？って聞かれたら、全部好きだから全部すき！って答えるし、その時の気分で今日はこれ！って選ぶのは毎回違うものじゃん？つまりそういうことだよ

もしかしたら誰も知らないかもしれないアキの本当の大好物を知っている愉悦のやつがれ



なんかもうめっちゃ清く正しいお付き合いしてそうで大正浪漫芥アキほんとだめ

ところで仕事の合間を縫って会いに来てくれるやつがれはなんなの。婚約者大事にする様な柄じゃないだろお前。やだもう。

毎朝いそいそと郵便受けを確認するアキちゃんなんでしょ。時々簡素な白い封筒が入ってて、流れる様に優美な頑なな字で、いつ、どこそこで待つ、とだけ書かれたカードが入ってるんでしょ。やだもうばか

いとおしそうに笑って手紙をだきしめて、大事に大事に箱に入れてしまってるアキちゃんでしょ。当日はめいっぱいおしゃれしたいけど、我慢して華美にならない様に、目立たない控えめな格好で行く。早めに待ち合わせ場所に行っても、やつがれは多分先にいて待ってる。

気配を察したやつがれが顔を上げて、目があって、居住まいを正すやつがれと、ぺこりと頭を下げるアキ。とろける様に笑うアキに険しい顔を弛める将校がれしんどい。なんかリツイートで見たガチ大正のおデートしてほしい。歩き始めたやつがれの、その数メートル後ろをついていくアキ。

離れて歩いて、距離を取りながら同じものを眺めて、離れたお席で劇を眺めて、街を歩いて、アキのおうちの前でお別れするの。門の前を暫く通り過ぎた辺りで立ち止まって振り返るやつがれに、またぺこりと頭を下げるアキ。頷いて、帰るやつがれ。なんかそういうやつ



風呂りながら何故か吸血鬼パロについて考えてたんだけど、女吸血鬼咲子しゃんと人間中也の話がほしい

調子こいて美人を引っかけたら美人は美人でも吸血鬼だった中也。いい雰囲気になったところでガブリとやられて、薄れゆく意識の中「調子に乗っているとこういう目に遭うのよ、坊や。覚えておきなさい。…もう聞こえてないでしょうけれど」って言う咲子しゃんの声が聞こえて、事実中也はそれを耳ではなく

唇を読んで理解してるんだけど、鳶色だった咲子しゃんの瞳が爛々と赤く輝いてて、唇も赤く濡れてて、「いい女だなァ…」って最後の力で咲子しゃんの髪を撫でて事切れる中也

からの「気が変わったわ」とか言われて目が覚めたら眷属にされてて召し使いの真似事させられたり吸血鬼として一人立ちしたりなんたりしながら数百年に渡ってくっついたり離れたりを繰り返す中サキさんください



カウリオしゃんに着地任せてえええええええええええ

そして帯刀くんが可愛すぎるので椿刈に華麗に着地任されててほしい(日本語が変)

「アアアアアアアますたあああああああアアアアアアアだだだだだいじょぶぶぶぶぶぶぶおれがっ…俺がなんとかあああああああああああ」
「(ｼｭﾝｯｯｯ)帯刀様！ご無事ですか！」
「くくくくくびきりりりりり」
「ご安心を！着地でしたらお任せください！！！」

ぐだ「あれ！？俺は！！？」



アキと割とキャラ被ってるから半分いなかったことみたいになってるけどカルむつとか言う爆萌かぷのことは全然忘れてないしマスター六月は軽率にカウリオしゃんに着地任せるでしょ。しってる

「あああああああ！！！せいばあああああああ！！！！」
「(ｼｭﾝｯ)俺は此処だ、マスター」
「たすけて！！！！！！！！！！！！！！！」
「言われずとも。しっかり掴まれ！」

そんで無事着地出来たら「あああんセイバーすきぃ…！！！」ってめちゃくちゃぎゅーする



わかるカウリオしゃんって絆２とか３でマスターが呼ぶ「セイバー」が自分だって分かった時点でセイバーって呼んだらいつでも来てくれるイメージある すき



カウリオしゃんとオルタしゃんじゃ使ってる香水が違いそう

カウリオしゃんは爽やか寄りであっさりした仄かに甘い匂いで、オルタしゃんは濃厚で後引くアダルティな甘い香りって感じする。オルタしゃんは逆に甘さが全くないかんじでもよい。たいへんによい。でも鼻に残る匂いだきっと



かっこよく抱き留めて着地させてくれるうち鯖→エルフェ、ヴァン、フィン、カレン、驟雨、柳、椿刈、蟻切
抱き留める以外の手段で着地させてくれるうち鯖→アキ、なな子、ネコメ、橘音

騎アキなら虎さんや羅生門で受け止めるし、殺なな子は異能で桜いっぱい咲かせてクッションにするし、ネコメは地面スレスレで身体を回転させて遠心力で一旦マスターを再度宙に投げ上げて、自分が先に着地してから受け止めるとかするし橘音はちゃんとキャスターしてるから風起こしてふわりと着地させるよ



カレンって呼んだら落下中でもケロッとして「どうしたマスター、何を叫んでいる」とか言いそう()

おちてる！たすけて！！！って言うと、「なんだその事か。任された」ってそんな事言われなくてもやるよって顔でだっこしてくれるぞ！



半妖のこどもたちを拾い育てている猫又のネコメさんと半妖夢主ちゃんたち……

妖人省を作るのに人間で軍人の社長と妖人のネコメしゃんの会合とかあったでしょ。ぼくは詳しい。人間様がアタシたちに何の用だい？ってわざと嫌味っぽく言うネコメしゃん〜〜〜

なんやかんやと話をして、……へェ、あんたはどうやら話の分かるお人の様だ。いいだろう、用件を聞こうじゃないかって気を許すネコメしゃんだしすきすき猫さんになってくのかと思うとにこにこする

黒いにゃんこが寄ってきてごろごろすりすりしてくるから珍しいこともあるもんだと内心喜んでたら、ふとその猫のしっぽが二本あるのに気が付いてぎょっとする社長〜〜〜

いやぁ美女が猫に化けるのも最高だけど、猫が美女に化けるのもまた最高よな()

なンだい、こういうのはお嫌いかい？ってしゃっちょにごろにゃんするネコメしゃん



ところで半妖アキちゃん、初対面の将校やつがれにいきなりおみみ掴まれてそうでかわいそう

ひぎゃーーーーー！！！！！！！！！！って悲鳴上げておみみ押さえてぷるぷる震えるアキちゃんと、手をわきわきしながら(温かい)(本物か…)とか思ってるやつがれ
これはひどい

アキはすすきほたるちゃんタイプで気配や思念に敏くておうたで半妖ちゃんたちの妖力強化とか出来る子なんだと思うけど、周囲に気を巡らせてる時にぴこぴこしてるおみみをじっと見てるやつがれありそう
おみみだいすきかよおまえ

いきなり耳ひっ掴まれたし、元々人間が怖い所ありそうだからぴええ怖い: :(；ﾞО'ωО'):ってなるけど、やつがれは妖人を差別したりしないだろうし、なんだこの小娘…って思いつつも自然体でいそうだから、アキの目にはちょっと突拍子がないけど優しい人に映るんだろうなぁ

やつがれの事あくたがわさまって呼んでるアキちゃん可愛くない？でも手が伸びてくるとみみですか？みみ掴むんですか？？？ってぴゃっ: :(；ﾞО'ωО'):ってなるからだめ

でもその内「や、優しくさわってくださるなら…」っていうターンが来るの絶対あるし、指先でくすぐる様にすりすり撫でられるとくすぐったいような気持ちよさがあってへにゃ…ってしちゃうんでしょ。えっちだ。あとこれ勝りいしゃんにもやってほしい(優しくさわってくれるなら…ってとこ)

例の妖刀じゃないけど何か恐ろしい記憶をもつ物に触れてしまって、怖くて堪らないのに手を離す事が出来ないアキの手を包んで引き剥がしてくれるやつがれ〜〜〜〜〜〜

手袋越しにも温かさと、言いぐさはアレそうだけどやつがれが心配してくれてるのが伝わってきて安心しちゃうやつでしょ〜〜〜にしてもこの設定いいなやつがれが何考えてても分かるし、まぁ好戦的だからびっくりはするけど人にも妖人にも分け隔てなく職務を遂行しようとする姿勢に好きになっちゃうアキ

やつがれは割と自分が好きじゃないし、太宰さんに拾われるまでは蔑まれて生きてきたとかありそうだから、此の胸の内を総て見透かしていながら何故この娘は斯様に笑っていられるのだろうとか思ってそうでかわいいな

やつがれに頭撫でられる時におみみぺたんしてなでなで準備するアキちゃんのかわいさ



たいやきはカスタードがすきです(たい焼き食べたい)

わたしはしっぽからたべるしアキも多分しっぽからかじるしカスタード派

やつがれはあんこ派そうだけど別になんでもよさそうだから、芥アキはあんことカスタード一個ずつ買って半分こしててよ

あんこもおいしーい！ってうまうましてるアキちゃん可愛いかよ結婚したい()

そして当たり前の様に頭(中身がいっぱい入ってる)の方くれるやつがれだと思うからきさまゆるさん

やつがれは中身は別に割となんでもいいけど、白いたい焼き買ってくと「は？」って顔するし15秒くらいまじまじと見てからかぶりつきそう。かわいい。



ヤンデレアキちゃんとかあまりにも怖いんだけど、大丈夫？

自分を人質に取るタイプじゃん？

「あなたがいないとわたし生きていけないよ、死んじゃうかもしれない、だってあなたがいない世界なんか何の意味もないじゃない。だからずっと傍にいてね。いつも一緒がいいけど、我儘言っちゃ駄目だよね。いい子で待ってるから、だから、早く帰ってきてね。じゃないとわたし…」

淋しくてリスカするクソメンヘラ女になってしまう〜〜〜



なな子は案外アグレッシブなのでそのつもりになったら監禁くらい平気でしそうだから嫌ですな

「ご安心を、これで貴方は一生安全です」



ヤンデレなやつがれに愛されすぎて夜めっちゃすやすやさせられるアキちゃんの本(？)

アキ「おはよぉございまぁす…」
敦「アキちゃん…どうしたのその顔…げっそりしてるよ…！？」
「べ、別に何でもないよ」
「なんでもない訳ないだろ！芥川に何かされてるの！？」
「ち、違うよ、あくたがわさんはただ私のことを思って…！」
「一体何をされたの？言って！」

アキ「……あくたがわさんに…夜…」
敦「夜…！？」
「十時に寝かしつけられる」
「……うん？」
「夜更かしは身体に悪いって」
「うん？」
「早すぎて眠れない」
「うんん？」
「寝たフリも通じないし寝オチるまでガン見される。つらい」
「あ、芥川ーっ💢💢💢💢💢💢」



うちよそゆめかぷちゃんゴーストハント()しに行こうよ

アキは出身が審神者だからその流れを汲んで、実はデフォで割と見えてたりするんだな(にっこり)

と言っても常に見えてる訳じゃないし、日頃歩いてるとそんなに見分けがつかないから、見える…見えるぞぉ！って程のあれではないんだけど。探偵社で夜間に曲者が出るって依頼の調査に行って、雰囲気あるね〜なんか出そう〜って笑ってたんだけど、敦くんが

「あれ？こんな夜更けに人が…？」って、もう閉館時間過ぎてますよー！って声かけようとしたの必死に止めて、「あ、あ、あれは“本物”だからあかんやつ…！！！」って涙目になる回

「あれ？こんな夜更けに人が…？」って、もう閉館時間過ぎてますよー！って声かけようとしたの必死に止めて、「あ、あ、あれは“本物”だからあかんやつ…！！！」って涙目になる回



探偵って何故かホラーな事件に巻き込まれる率が高いイメージあるよね(にっこり)調査してたら、人智を越えた何かの手によって起こされてる事がわかってきてがくぶるりのりんと冷静なカーズ先生くらさい

「せ、せんせぇ…もういいじゃないですか戻りましょう、この依頼無かった事にしましょう」
「(いつから目をつけられていた…初めからか…？何が目的だ…何れにせよ今逃げるのは得策ではない)」
「せんせぇってば」
「行くぞ」
「何処へですか！」
「敵に背を向ければ刺されるのが道理だろう」

「何の話ですか！」
「黙ってついてこい」
「はい」



アキは見えてるけど普通に怖いしめちゃくちゃ本気にならないと祓えなさそうだしまたどえらいやつばっか見つけそうだから、アーーーッ！！！海月兄ーーーーーーッ！！！！！！！！！って「たすけて」って言う代わりに呼んでそう()

: :(；ﾞО'ωО'):どうしてえええええええ寝ないでえええええええええ

ん？普通にギャグだけど海月さんとアキでやるとナチュラルに思念的な会話してそうで嫌じゃない？やだ



まぁでもマジでヤバイ奴に遭ったらアキが呼ぶ前に既に来てる海月さんいそうだからやだ

「あ、(これだめだ、死ぬ、)」って思ったら海月さんがいてぶったぎってくれるんでしょ〜〜〜「なんでここに！？」って聞いたら「嫌な予感がして寝てられなかったんだよ」とか言うんでしょ〜〜〜やだ〜〜〜



霊能者なな子さんて絶対ダウジングとか得意でしょ？俺は詳しい



怪異を探ってたら原因は猫又で、なんとか交渉に成功したのはいいものの、猫又から提示されたのは「娘を探し出してほしい」っていう案件で、一体どうなるどうする〜〜〜！？って回

お察しの通りネコよみ

怪異の原因が現代まで生き延びた古い猫又っていうのからしてテンション爆超だし、しかも娘としかヒントをくれない猫又さん。普通の猫として生きてた頃の子供の事ならとうに寿命だろうし、ならば育ての子か？って話になるけど、それだと血縁でもないなら探しようがないみたいな話になって苦戦するやつ

地道に調査したりのりんとかアキが「猫に育てられた子、虐待か」みたいな十数年前の新聞記事を見付けるんだよ

尋ねてみたらもう立派な女性に成長してて夫も子供もいて、それでも猫又さんを見たら「おかあさん…！」って抱きつくとかあるんでしょ ウッ感動の再会

虐待を受けて、山奥に捨てられた子を拾って育てた猫又さん。やがて人間に見付かって娘は保護されたけど、猫又さんとは離ればなれになってしまった。娘を探して渡り歩くには、現代社会はうるさすぎるんだけど、それでもずっと娘を探してた猫又さん的なバックグラウンド。猫又さんはしっぽを隠して

娘さん一家の飼い猫になるらしいよ。よかったね、っていうお話



アキちゃんは素質はあるけど一般人過ぎて活かせてないって感じがするし、なんかすごい守護霊さんとか憑いてそう。神様クラスのやつ。



やつがれは得体の知れないもの(羅生門)に憑かれて生まれて、忌み嫌われて生きてたのを太宰が拾って部下として育てたって感じそう。

「僕の羅生門は悪食…あらゆるものを喰らう…」とノリノリで言いつつ「然しこの腹が何処へ通じておるのかは知らぬ。冥土やもしれぬ。地獄やもしれぬ。或いは虚無やもしれぬ。…それでも尚僕に挑むか」とか警告したってほしい〜〜〜



ゆめかぷちゃん渚の手前でランデブーして〜〜〜

「うわーーーーいウェミダーーーーーーー！！！！！」
「(ウェミ？)」
「んふふふふ(靴ぬぎぬぎ)」
「浸かるつもりか」
「無論！」
「夏はとうに過ぎたぞ」
「冷たいかな…(ちょんっ)…うひゃーつべたーい！！！！！」

「ひゃあほーーーーー！！！」
「(やれやれ)」
「あくたがわさんはこないのー」
「行かぬ」
「たまには一緒にどっすか」
「……(ぬぎ)(めくり)」
「(来るんだ)(かわいい)」
「……(ちょん)…、冷たい」
「あのね、入っちゃうと結構あったかい」
「……(ざぶん)…なるほど」

「へへ、んへへへ」
「なんだ」
「たぁのしいねぇ」
「そうか」
「あー濡れたー！あはははは」
「前に出過ぎだ、莫迦」
「膝まで浸かるのがいいんだよ楽しいよ」
「……(ざぶざぶ)」
「(来るんだ)(かわいい)」

「ね！楽しいでしょ！」
「何がだ」
「水流を感じるのです…寄せては引いていく海のうねりを肌で…」
「…成程な」
「んふー」
「(海ひとつでよくも此処まではしゃげるものだ)」
「……」
「……」
「そうだ、潮風はへいき？」
「ああ」
「ならよかった。波の音が綺麗だねぇ」
「…ああ」

「…何を見ている」
「砂のつぶー」
「…何か面白いのか？」
「面白いよ！砂って言ってもねー、細かく砕けた石の欠片だから、色んなのがあってね、ほら見て」
「然うか」
「ねぇこの石みどりだ！きれい！」
「…黄泉が」
「ん？」
「黄泉なら喜んで集めるだろうな」
「んっふふｗｗｗわかる」

「お土産にもって帰ろうかｗｗｗ」
「……」
「(石探すあくたがわさんなんなの可愛い)」
「……っ、」
「！？ どしたの！？」
「塩水が、口に入っただけだ」
「ンフッｗｗｗしょっぱい？」
「……涙の味に似ている」

「ほほうなるほど。人間の体液と海水は成分的に類似してるらしいですからな。ていうか涙舐めたことあるの」
「お前のをな」
「なんで今そういう事言うのーーー！！！！！！！！」



ところでさっきしれっとがれよみを入れたけど、よみちゃんにお土産として綺麗な石持って帰るやつがれしんどくない？いつももらってばっかだからお返しだよ

でも折角ならお土産売ってるところとか覗いていきそうだから、やつがれには桜貝の詰め合わせとかなんかそんなの買っててほしいよ
でも買うのいいけどやつがれちゃんと渡せるのかな
フフフ

そう。それ。よみちゃんが綺麗だって喜びそうなものを、よみちゃんが今までくれたものの記憶を頼りに吟味するやつがれがしんどいんだよ。めっちゃ萌える。



やつがれにとっての綺麗なものってなんだろうな。その辺に転がってるちょっとぴかぴかした石とかではないだろう。かと云って宝石でもないし、花でもないし、じゃあなんなのかと言えば、多分それらを「綺麗」って尊んで笑う人の人間性とかなんじゃないかなって気がするから、なんかもうやだなー

やつがれは多分、自分には人間らしい心がないと思ってそう。感情を持たない犬畜生ではなくなったけど、人には成りきれてない。だって何を見ても綺麗だとは思わないし、感動もしないから。そんなものとは無縁で生きてきたから仕方のない事だし、そもそも別に必要ないから要らないとも思ってそうだけど、

でも例えばよみちゃんがこれあげるって綺麗な石やビー玉をくれた時とかに心動かされたりする事はあるんじゃないかと思うの。よみのたからもの、りゅーさんにあげるって渡されて、宝物？こんながらくたがか、って内心思っちゃうんだけど、同時にお前には此れが美しく見えているのか、って優しい目を

するんだと思うし、それを惜しげもなく渡してくる小さな手に言葉にし難い感情が沸き上がってくる。けどその気持ちを言葉にしたら、何になるのかはきっともう知ってるやつがれなんだ

綺麗だと云うお前が綺麗だ

自分にはないものを尊んでいる感じと、自分は一生得られないだろうって何処か諦めた風に、眩しそうに見詰めてる感じが相俟って異様につらいんだけどなにこれ



だからやつがれはアキが何かを熱心に眺めている横顔ばかり見てるし、綺麗だねって言われたら、「そうだな」って返すんだよ

「(金木犀が) きれいだね」
「(其れを眺め美しいと云うお前が) そうだな」



何回でも言うけど、無垢な子の目を通して世界の鮮やかさときらめきを知っていく厭世主義者はつらいな