2017-9-15 Fri 4:36 夢主資料
「…何か隠してるでしょう」
「隠してない」
「有川に嘘は通用しませんよぅ」
「隠してない」
「じゃあその胸の膨らみはなんなんですか!!!なんか動いてるし!動いてるしぃ!」
「なんでもない!」
「くぅうん」
「犬!!!」
「違う!!!」
「元の場所に返してらっしゃい!!!」



カウリオしゃんはフランスのマフィアの嵐幹部の大剣使い、有川ちゃんは殺人鬼ちゃんだ。デフォルト衣装はセーラー服。あっちこっちに仕込んだ鋏で気が付いたらザキザキにちょっきんされるぞ!()
ある晩酔っ払ったカウリオしゃんが路地裏で有川と出会い絶体絶命!と思いきや酔っ払いカウリオしゃんは

びっくりするほど紳士なので、たまたま怪我をしていた有川を有無を言わさず治療した事から交流(?)がスタート。ぅゎ何こいつ殺すと鋏を投げても酔っ払いの癖に綺麗に避けるし受け止めるし、酔いどれ相手に本気だしても楽しくないからと素面の時に殺そうと思って挑んだら普通にどちゃくそ強かった。

戦ってる内にめちゃくちゃ楽しくなってきて、お前はぜったい私が殺してやるですとカウリオしゃんに執着していく有川、そんな有川の歪みぶりに、一体何があったのか、日本人の華奢な少女がどうしたらあんな殺人鬼になってしまうのかと興味を抱き始めるカウリオしゃん、真実を知った時、それは愛に変わる

大体そんな感じの殺し愛ップルがカル有ちゃんだよォ!カル有はいいぞ…いいぞ…



中々尖ったデザと性格してるから割とお気に入りの有川ちゃん。・*・:≡( ε:)

「うふふぅ。お前も有川にザキザキにされたいですか?」
「ばかですねぇ、有川から逃げられる訳ないじゃないですかぁ
「痛いのは好きですか? え、嫌い? あらそうですかぁ。じゃあとびっきり痛くしますね
「…子供は嫌いです」
「有川は有川ですぅ。それ以上でも、以下でもありません」

有川はフランスとかイタリアとかあの辺を放浪してる殺人鬼。武器は鋏、見ての通り頭のネジが数本飛んでる快楽殺人者。気紛れに人を殺すけどあくまで気紛れであり、金品を奪う事は殆どない。眠るのが嫌い。ものも食べない。決まった住居も持たず、ただふらふらと放浪しては人を殺し歩く殺人鬼。

ついでにもちろん戦闘狂。強者、特に男を殺すのが好き。女はうるさくてねちっこいので煩わしい。一度好きになると徹底的につきまとっては隙を見て殺そうとする。殺意と好意と異性愛が一緒くたなので、恋人の様にすり寄ってきたり寝床に忍び込んできては殺そうとするよ!すけすけのランジェリー姿で

乗っかられても武装してなさそうだからって油断するなよ。素手でもやる事がえぐいからな!!!普通に殺られるぞ!!!() 相手が誰でも見境なく殺すけど、よく見ていれば、不思議と彼女が幼い子供、特に男子だけは決して手にかけない事がわかるだろう。

子供は嫌いだと宣いつつも、せがまれれば遊んでやるような姿も見られるかもしれない。どう見てもワケありすぎる物件、有川ちゃん



ここからネタばらし。本名は有川 優雨(ありかわ ゆう)。日本出身の純日本人で、お嬢様校に通っていたお嬢さんだったけど、修学旅行でイタリアにやってきた際に犯罪組織に拉致されて、殺人ショーの生け贄にされてしまったのが事の発端。何も知らず殺される哀れな少女の筈が、しかし咄嗟の気転で

狩人を殺し返してしまう。奇跡的な展開で会場は大いに盛り上がり、それに味を占めた主催は、「100人殺せたら解放してやる」と条件を出し、家族の元へ帰りたい一心で有川もそれを承諾。地獄の日々が始まった。

極々普通に育ってきた少女なのだし、いっそころりと死ねたら良かったのに、しかし幸か不幸か有川には才能があった。異常な環境での極限状態下で感覚は麻痺して、殺人に抵抗があったのは最初だけだった。ただただ帰りたい一心で必死に殺して生き延びた。睡眠や食事を摂らないのは、食事に睡眠薬を混ぜて

寝込みを襲われた事があったため。それでもなんとか生き延びて、とうとう99人の屈強な狩人たちを殺し仰せる。けれど、100人目に用意されたのは、何も知らない怯えて震えるだけの幼い少年だった。
有川には、年の離れた弟がいた。素直で少し我儘で、それでも可愛くて、学校に行こうとすると泣いて

嫌がるくらいよく懐いた、可愛い弟だった。丁度その弟と同じ年頃の子供を殺せと言われて、有川は激しく動揺するも、その少年が誰よりも自分を怖がっている事に気付く。無垢な子供の前では有川は最早人殺しの化物に過ぎなかった。そうか、わたしはもう家には帰れないんだ、こんな化物を、家に帰す訳には

いかない。そう思った有川は、生け贄の少年以外の観客、主催側などの場内にいた人間のほぼ全てを殺戮。何処へともなくイタリアの夜の闇に消えた。そんなお話。

そんな風にして有川優雨は死んで、抜け殻だけが残った訳ですな。優雨なんて名前はもう似合わないから、ただの有川になった。白いセーラー服を着ているのは血が映えて綺麗だからだけど、頭の白いリボンカチューシャは、小さい頃に母にもらったそれの名残。本物は必死に生きてる内に気が付いたら

なくなってて、別になくたっていいんだけどなんとなく今でも付けてる。子供を殺せないのは弟を思い出すから。もういつ死んだって構わなくて、弛みきった理性は全然仕事しなくて、ただ楽しいから、邪魔だから、煩わしいから、腹立たしいから人を殺し歩いてる。もう人の殺し方しか分からない。いつか

自分を殺してくれる誰かを夢みて、今日も路地裏を彷徨ってる。そんな有川ちゃんです。仲良くしてやってくれよな(???)



うちよそではきなしゃん宅ナットさん率いる殺し屋同盟の一員だよぉ。最初はナットさんも殺そうと思ったけど殺しても死なない(語弊)し、面白くないから、まぁなんか好き勝手させてもらえるし色々と便利だからいる感じ。基本的に命令とかされないし自由にさせてもらえるけど、ただ時々ねこみたいに

お風呂入れられてご飯食べさせられて寝かしつけられるのだけは物凄く気に食わない。けど割とナットさんとは仲良しで助けられたり、たまーーーに助けたりしてる。あと同じく同盟所属のなゆんちのショタとも割と仲良くしてる。ショタだからな。無条件におねえちゃんしちゃう。

それから一番絡んでるのがよーしゃん宅のカウリオしゃん。ひょんな事から知り合って殺し合いしてたら楽しくて楽しくて、気が付いたら愛されてて、いつしか心も溶かされて愛し合う様になった。尊いヾ(:3 ヾ∠)_
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