みじかいの | ナノ

「な・・っ
なんだよあんた・・!」


「・・私?
私は愛玩用ロボットのなまえ」


目をぱちくりさせる。
いきなり現れて、勝手に自宅の部屋にあがりこまれて、さらにはだぼだぼのカーディガンを羽織ってるのみの上は胸の谷間がはっきりと分かる。
超絶短いスカート丈に、すらりと伸びた足に履かれてるサイハイ。
これは・・いくらなんでもやばい。
いやいや!
やばい以前にこの子がおかしいんじゃないか。
なんで素肌にカーディガン一枚!?
悶々と悶えている集とは逆に平然とした顔で見つめてくる。
リップかなにか塗られてる少し淡くさくら色に色づいた唇から名前を呼ばれれば自然と目がいってしまう。
断然自分より柔らかそうな小さい唇。
ごく、と喉をならす。


「・・ご主人?」


「っ!
え、えと・・
その主人、ってのやめてもらえないかな?」


「?
なぜ?」


「な、なんでって・・
その・・つまり、」


「ご主人顔赤い。
熱か?」


ふわり、甘い香りが鼻をとおり気がつけばなまえのおでこが自分のと重なりあってた。


「・・熱はない」


「・・っ!
だから大丈夫だって・・!」


ぐ、となまえの肩に力をいれて後ろへと押しやった。
集は顔を真っ赤にさせながら。
ただでさえ人と関わらないようにしてるから女子に免疫はないってのに。
さっきからドキドキさせられることばかりだ。


「ごしゅ・・「頼むから!」」


「大人しくしててくれよ」

集はそれだけ言えば勉強机へと向かった。
自身の心を落ち着けるために。


(平常心、平常心・・!)


まるで呪文のようにこの言葉を唱えた。


「ご主人、なまえいらない?」


「そういう問題じゃないと思う。
ただ・・君のこと知らないし」


「じゃあ今から知ればいい」


「―――、え」


集の手をとり自身のスカートへと忍ばせる。

ぬる・・


「んっ・・」


「わ・・!
な、なんで濡れて・・っ」

「なまえ、えっちなロボットだから」


触れた瞬間思った。目の前にいるこの子は何も履いてない。つまり、いわゆるノーパンと言うもの。うわ・・マジで・・?
少し頬が赤い。
潤んだ瞳で言われればぐらつかない男はいないでしょうよ。

集の指についていた透明な液体。
それを舌で軽く舐めとった

「うわ・・」


ぞくり。
集の全身になにかが駆け巡った。


「気持ちイイこと教えてあげるよ」


「イイ・・こと・・?」


「うん
なまえにまかせて」


どっくん、どっくん
心臓が煩い。
顔なんか異常な程真っ赤で。
静まれ心臓!
てか知らない子といきなりヤっちゃうよーな軽い男になっていいのか!?
それに彼女はロボット!
落ち着け!!


「ご主人もシたいの?」


「・・は!?」


「ここ、そういってるから」


手を伸ばし、ズボンの上からなぞる。
ぴくっと反応した。
チャックをおろしてとりだせばどくどくと脈うって。
ぺろっとひとなめ。
そのまま舌先をつかいつ――、と裏側を舐めあげた。

「うあっ・・!あ・・」


「我慢しないで」


咥えて舐めながら先っぽを吸い上げれば集は顔を歪めた。
身体はなまえの愛撫から逃げようとしてるのだが力は抜けていくいっこうでまったくいうことがきかない。
手で扱くスピードをあげ吸う力も強弱をつける。
先端からでる液体はちょっと苦くて。
それでも絡めとるように吸いついた。


「ごしゅじん・・」


「くっ・・あ、ああっ!」

びゅるっ
大きく脈打ち、大量の精液がなまえの口内に注ぎ込まれた。
は――、は――、と乱れた呼吸を整える集。
まだ身体はびくびくと痙攣していて。
なまえは飲み込みきれず口から溢れでた精液を指で拭った。


「ん・・、いっぱいでた」

「っ・・!」


かあああっと顔に熱が集中する。
またおっきくなった気がした。


「ねえ、なまえにもシて?
気持ちよくなりたい」


集に背をむけ馬乗りする。指で開かせたナカからは液体があふれでた。
太ももをつたう。


「ちょ・・!」


「んうっ・・」


集の制止なんかおかまいなしに腰を沈める。
奥へ、奥へのみこませる。

「くぅあっ」


ぐぷん!
と厭らしい音をたてて挿入された。


「・・はいった・・」


とろんとした目つきでいうなまえ。
集も味わったことのない締め付けに顔を歪めている。

「・・う・・、」


「もう我慢できない
動く、」


「や、やめ・・!」


「んっ!あ、ああっ」


じゅぷぷぷ、なまえの膣内で集のが擦れるたびに響く音。
激しく、奥へうちつける。

「や、ああっ
きもち、いいっ」


「く、あっ」


「ご主人っ
イイよお・・!」


スピードは揺るまる事無く激しくなるばかり。
リードはなまえで集も次第に腰をうちつけるようになる。


「ヤバ・・
ぬい、て、なまえ」


「・・?
ご主人?」


「でる、から・・っ」


「だし、て
ご主人の・・!」


「ダメに決まってん、だろ・・
はや、く・・」


「んっ、や、
そ、なこと・・言われても無理ぃっ!」


わざとなまえはしめつけをよくした。
抜きたくなかったから。
集もそう訴えてるように思えた。
いきなりのことに身体を仰け反らせ、精液をはなってしまった。


「ああああああっ!!」


びゅっびゅるっ


なまえは集とつながったままぐったりしている。

「は、は・・っ!」


ぬけばどろり、と大量の液体があふれでた。


「ご主人のいっぱい
・・」


なまえの声が聞こえるなか、集は動けなかった。体が重く怠い。初めての感覚。まだなまえのナカにいる感覚に陥っている。なまえもそうみたいでまだ体をぴくぴくと小さく痙攣させて快楽に浸っていた。その表情、仕草に体に熱を帯またおっきくなる。

(・・なんだ、コレ・・)


「ご主人・・」


甘えた声でなまえは擦り寄ってくる。腕に胸があたり上下に揺れ動く。


「・・だからそのご主人っての、」「集」
「へ?」
「集・・もう一回、したい」


なまえに初めて名前を呼ばれ、なぜだか顔が熱くなる。


「集、2回もだしたのにこんなに元気」

「ちょ、」


そっとなまえが ソレに触れる。


「うア・・!ちょ、もう・・っ」
「ん・・!おいふぃ・・!」


涙目の集の制止なんておかまいなしに行為を続ける。

まだまだ夜は長い。