今俺は大変な事態に陥っている。
俺の恋人、なまえにさっき俺達がしていたすべての行為をセンパイ達がすべて見ていた・・と言うことがばれてしまった。
そのため手のつけられないほど激怒している。
なだめている最中だ。
頭を撫でながらあやしてやるとその行為になまえは顔を赤くしながら大河の手を思いきり振りはらった。
「ぅもー!!
子供扱いしないでよ!!!あたし怒ってるんだからね!!」
「はいはい。」
かなりの声の音量に片方の手で耳を塞ぐ。
こうなったらなにしてもだめだと言うことは恋人の俺がよくしっている。
こうゆう事は一度や二度じゃない。
その度に悩まされるが3日もすればけろっとしているため気にもしていなかった。
(まったく・・
単純なんだか頑固なんだか・・・。)
大河は頭をかきながら小さく溜め息をついた。
そんな小さな行動をなまえは見逃さない。
「あー!!
今溜め息ついたでしょ!?」
(うるさいなぁ・・・。)
「大河のせいなのに・・っ大体茂野君達が見てるって知ってたのに教えてくれ ないし・・・・
あ・・っあんな・・・さいご・・までしなくて、も・・・・。」
声はだんだん小さなかすれた声になっていく。
真っ赤になった顔をふせもじもじとしながら両手を動かす。
そんななまえを見てにやりと笑う大河。
「・・・じゃあ、だれも見ていない所でしようか?」
小さな肩をぷるぷるとふるわせ涙目で頬を赤くしてるなまえにおかまいなしになまえが着ているブラウスに手をかける。
ぷち・・っ
「〜・・・っ!!!」
次の瞬間、なまえは大河の頬を叩いた。
床にくずれおちる大河。
「大河のばかぁー!
もう知らないんだからぁ!」
走り去るなまえ。
二人にとって苦い思い出になりましたとさ。
*end*
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