「たーいがくん!」
「・・・なんスか?センパイ方。」
次の日の部活にでたら、センパイ達が俺に群がって来た。
おおかた俺となまえがあの後どうなったのかが気になるんだろう。
俺は適当に話を流しながらウォーミングアップをはじめた。
センパイ達はなんだかうしろめたそうで。
そんな事、センパイ達の反応を見てればすぐに分かる。
「・・・センパイ方。」
「なっなんだ!?どうした大河!!」
この慌てっぷり。
(バレバレですよ。あんた達。)
そこへいつものようになまえがボールを持ってはいってきた。
「こんにちはあ!
みんな今日もがんばろー・・・・っ
って・・・あれ??どうしたの???」
不思議な集まりに目を点にするなまえ。
大河はすかさずなまえの肩に手を回し、吾朗達の方に振り向くと指をつきつけ言ってやる。
「今度は見物料とりますからね。センパイ方!」
なまえの唇をぺろりっと舐める。
「!!!!」
焦る姿が本当のようだ。
昨日のなまえ達の行為を全て見ていたのだ。
もちろん心配して後を追ってのことだった。
「?・・・大河、
なんの事??」
なまえだけがこの状況を分かっていない。
大河たちにとっては都合がよかったがその後すぐにばれて大変なことになりましたとさ。
*悪あがきついでにも一つオマケ。*
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