みじかいの | ナノ

「もう!大河のばか!!いじわる!!!えっち!!」

「はいはい。それもう15回目。」


ユニフォームを着なおす大河に大声をだすなまえ。
よほど恥ずかしかったのだろう。


「なまえも早く服着たら?
なんなら手伝って・・。」

「結構です!!!」


恋人に強く拒否られ、ふてくされる大河。
まだ何か言いたそうななまえだがカッターシャツに手をかけてボタンを止めはじめた。
大河の暖かい温もりがなまえを包み込む。


「・・たっ大河!!?」


顔を真っ赤にさせて大河の方を振り向く。


(やっぱ可愛いな、こいつ・・・。)


手離したくないほど愛しい

(てか、絶対手離さないけどね。)


「・・・何が可笑しいの?」


妙に嬉しそうに笑う大河を見て不信に思うなまえ。


「いや、別に。」


むっと頬を膨らませてるなまえにそっと囁く。


「好きだよ。」


不意打ちだったらしくさっきよりさらに顔を赤くさせるなまえ。
そんなのおかまいなしに大河は軽くキスをする。
二人は顔を見合わせて笑った。


「愛してる。」


外から誰かが一部始終見ていたことをなまえは知らない・・・。




end*



→オマケ