そのまま走って連れてかれた場所は野球部の部室だった。
なまえを乱暴に机へとねかせ、大河は覆いかぶさるような状態でなまえに口づけた。
「ん・・っ!?ふぅ・・・っ」
なまえの舌を味わうかのように激しいキスをする。
唾液が絡みあい、音が響く。
「は・・ぁ・・た・・いが・・・っ」
聞いたことのない妙な色っぽさに大河はむっとする。唇を首筋に這わせ、ゆっくりと舐めていくとなまえは奇怪な声をあげて、くすぐったいのか笑いだした。
「ひゃぁ・・っ!?ふぅ・・ん、ふふ・・っ
くすぐったぃよ〜・・!!」
じたばたと抵抗するが大河はさせてくれない。
むしろ肩に触れていた手に力がこもったのが分かった。
(なんかムカつくな・・・。)
だんだんと舌は首筋から鎖骨、さらに胸の方へと進んでいく。
ブラをはずし、あらわになったふくよかな胸のピンクがかった先端を口に含むところころと舌を転がしたり、吸ったり、舐めたり・・。
そのたびになまえの体はびくんっと反応する。
大河は反応を楽しむかのように軽く、甘噛みした。
「ひや・・っ!!」
予想通りの反応。
「感じてんだ?なまえ」
「や・・っん・・そ・・な事言わな・・で・・・!」
恥ずかしさのあまり顔を背けた。
だけどすぐ大河によってひきもどされた。
「なまえ顔赤い。・・そんな胸いじられるのいい?」
そう言って、意地悪く笑ってみる。
涙目で、顔を真っ赤にさせてるなまえ。
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