その後、あまりにも来ないエドとなまえが心配になって探しにきたアルに2人はこっぴどく叱られた。もちろんエドに対しての態度にぎこちないなまえが気になって仕方ないアルだったがなにも聞かなかった。
3人で帰る、いつもと変わらない帰り道。
エドだけアルとなまえの前を歩いている。
「兄さん!
なんで1人で歩いてんのさ!!」
「そ―だよ!
エドのせいで遅くなったんだから!!」
「うっせ―!!」
エドの態度にアルとなまえは顔を見合せため息をついた。
(あんな事しちまった後で仲良く帰れるか!
なまえは普通通りだしわけわからん・・・)
「・・エド!!」
なまえは小走りでエドに駆け寄り、小さく耳うちした。
「今度は、ゆっくり・・ね今日、エド気持ち良くなってないから。」
「な・・っ!」
いきなりのなまえの発言に顔を真っ赤にして驚くエド。
2人に追いついたアルは
「兄さん、なんて顔してるのさ。
キモチワルイ。」
エドの姿に若干引く。
「あははっ
ほんと!!」
ねぇ、エド。
あなたの気持ち嬉しかったんだよ?
でもごめんね。
まだ自分の気持ちが分からないの。
3人の楽しい、この関係を壊したくない。
はっきりと分かるその時まで・・
どうかこのままでいさせて
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