みじかいの | ナノ

「・・遅い!」



学校の帰りに彼氏であるエドワードに家へ来ないかと誘われたから来たものの、飲み物を取りに行ったきり帰ってこない。
なまえはあまりの退屈にベッドへと倒れこむ。
俯せになればシーツからはエドワードの匂いがする。抱き合ったり、キスしたりする時もふんわりと香るお日様みたいな匂い。
なんだか胸がきゅうってなって、その時の記憶が鮮明に蘇る。
鼓動が速くなり、体が熱くなる気がした。
俯せからひっくり返り、横をむく。
方向は壁側の方。


(・・・エドワードの匂い・・
優しくて、あったかい・・)


この匂いがする時はエドワードがなまえのすぐ傍にいて触られている。
そう考えれば今もエドワードに触られているみたいな感覚に陥ってしまう。
ためらいながらも両手を自分の胸へともっていき、優しく揉みはじめた。


(いつも、どんな風に触ってくれてたっけ・・・?)


「ぁ・・っ!」



エドワードの事を考えてするだけでもう下が濡れはじめている。
下着の隙間から自分の指を滑り込ませナカをかき回す


「んっ・・くぅ・・ッ!」



快楽に溺れるものの、自分の小さな指ではいつもエドワードがくれる気持ち良さまではいかなかった。
右手で胸を触り、左手で愛撫する。



「んぅ・・!エド・・」



"なまえはクリトリスを触られたほうがイイんだもんな"



ふいにエドワードの言葉を思いだし、ぷっくりと膨れあがっているクリトリスへと手をのばす。
ぬるり、と指についた液を撫でつける。



「ひゃうッ!
えど、そこぉ・・!!」



"イイんだろ?
こんなになって厭らしいな"


「ふぁ・・!
イイ・・よぉッ」



"もっと足開けよ"



「いや・・!いやッ
そんな、トコ 舐めな・・!」



想像が激しくなる程になまえの指の動きも早くなる。
くちゅ、ぴちゃ、なんて厭らしい音が響くものだからますます聴覚を刺激される


"なまえ、イきそうなんだろ?"



「はぅッ・・!
んく!・・・ッ」



ぶるり、と体を震わせ、絶頂の波に襲われる。


"イけよ、なまえ"



「や・・!
だめ、だめぇッ
いっちゃ、う・・・、
イっちゃ、ああぁああッ」


声がだんだん大きくなり、体を仰け反らせて体を痙攣させる。
ぴく、ぴく、と体はまだ小さく反応し、快楽の余韻に浸っている。



「はっ・・はぁ・・・
・・・なに、やってんだろ」


べとべとに汚れてしまった体をなんとかしようと起き上がった時だった。
体が石みたいに硬直したなまえ


いつからいたのだろうか。

ドアのとこにはエドワードの姿があった。


「・・・エド?
い、いつから・・そこに」

顔を真っ赤にして体を震わせるなまえ。



「あー・・
なまえが胸を揉みはじめたところ、かな」



ほとんど最初からじゃないか。
ますます顔を赤らめてゆでダコ状態になる。



「や・・!
エドのばかー!!」



枕をエドへと投げつけ、顔面にクリーンヒット。



「いって!
なにすんだよ、なまえ!!」



「やだやだやだ、もーッ!
私、てっきり!エドがいないものだと思ってたから・・」



ベッドにうずくまり、小さくなるなまえ。



「いやー、俺としてはいいモン見させてもらったけどね。」



からかうようにして言うエドワードを睨み付ける。
そんななまえの傍にいき、深い口付けをかわす。


「ふぁ・・!」



「さっきよりも気持ちイイことしてやるよ」



なまえが言葉を発する前に下着を脱がされる。
足を大きく開かされ、先程のなまえの行為を見て反りあがった自身をのみこませた。



「んんんんんッ!」



あまりにも大きくて、なまえのナカはエドワードでいっぱいになる。



「なまえ、動くぞ。」



パチュ・・パンパン!



「ひっ
あ、ん あぁッ」



エドワードに深く突き上げられるたびにくる衝撃になまえは耐える。



「くぅ・・!
なまえ、良すぎ・・っ」


パンパンパンパン・・



「ぃゃ・・エド・・・!」



「なまえ・・!
イく・・っ」



「あっ!わたし、も・・
ああぁあああッ!!」



「うあッ!!」



きゅうっと締めつけがよくなり、2人は同時に果てるエドワードの放たれた熱い欲望はなまえのナカへと飲み込まれていった。
ゆっくりとエドワード自身を抜けば、なまえの秘部からはどろっとした液体が溢れ出る。



「んくっ!」



びくっと体を揺らし、息を整えるなまえ。
エドワードはなまえの頬に軽くキスをした。
その後はベッドの中で抱き合うなまえとエドワード。
肌と肌が触れ合う感覚がなんとも心地よかった。



「またしような、なまえ。」



普段エドワードをおかずにして自分でシてることなんて滅多にないから今日のことがよっぽど嬉しかったらしい。



「・・・気が向いたら、ね」


それだけ言えばエドワードの胸へと顔を埋めた。
なんて可愛げがないんだ、自分は。
エドワードは笑っているしそれでも伝わったらしくて頭を撫でられる。
まぁ、たまには・・自分から求めてもいいかもね。
やっぱ気が向いたら、だけど。
でも愛情表現は体だけじゃないし!



「エド、大好き!」



こんな言葉も滅多に言わないから顔を赤らめるエドワード。
そんな彼に、キスをして私達は深い眠りについた。