「なぁ、宇理」
「なに?新一。」
窓からはいる風が彼女、宇理の髪をなびかせた
学校が夏休みにはいり新一の家で課題をしている真っ最中。
「ここなんだけど、教えてくれ。」
そういって人差し指で問題をさせば
「えー、やだ!
新一私より頭いいじゃない!」
宇理は飽きたのか新一のベッドにダイブした。スプリング音が部屋に響く
新一が音の方に目をやればあと少しでスカートの中が見えそうな宇理の姿があった。
(おいおい・・)
新一はごくりと息を呑む。あまりにも無防備すぎやしないか?
一応俺だって健康男子・・そんな姿を見せられれば襲っていいのかと思ってしまうではないか。
「新一?」
「(あ――・・
太股触りてえな)」
「新一?!」
「(胸だって触りたいし、キスなんか最後にしたのいつだっけ?)」
でもやっぱ
「こら!推理バカ!
ちゃんと私の話聞いてるの?
教えろって言ったくせにまったく聞いてないんだから・・!
なに考えてたの?」
「宇理のナカに俺のを突っ込みたいなあって
・・・・・、え??」
新一の両頬に手形が残るまで後5秒。
(ちょ、おまっ
俺死ぬって!!)
(最っっ低・・!!)