静かな部屋に響くのはベッドのスプリングが軋む音、小さく漏れる喘ぎ声。
「・・っ、ぁ・・・!」
両手には手錠、左足にはおろされたパンツ。
休む暇なく与えられる快楽に、ただひたすら溺れるだけ。
「・・も、ゆる、して・・
快斗・・・っ」
涙目で必死に訴えるが虚しくも聞いてくれない。
宇理の秘部で弄んでいた指を更に奥へとのみこませた。
「ぅあ・・っ、ん・・・!」
「お前が悪ぃんだろ?
アイツ(新一)なんかと楽しく喋ってるから・・。」
「そん、なの・・っ
快斗だって・・青子ちゃ、
ひぁ・・っ!やぁ、」
2本だった指が増えたことによる圧迫感にびくり、と反応する。
"自分だって青子ちゃんと喋るくせに"
そう言いたい言葉は言わせてもらえなくて。
骨格がしっかりとした太い指に弄ばれ、抵抗できない状態に興奮する。
「だからお仕置き、だ。」
低く耳元で囁かれ、そこからほんのりと熱をもっていく。
指は止まることなく、限界寸前の宇理の体を刺激する。
「あ・・っ!
んぅ・・あ、ぁっ」
「イけよ。」
「っっ!あぁあ!!」
弓なりに激しく反った宇理の体はビクビクと痙攣し、呼吸を整えるかのように肩を揺らす。
「そんなの・・っずる、ぃ」
"自分だけ"
そう言おうとしたのにまたしても快斗に今度は唇で言葉を塞がれる
なにも抵抗できないまま力が抜けていくのが分かる。
きっと一生この人からは逃れられないんだ、と思った。
力の入らない体を快斗にあずけ、快楽の余韻に浸る。
「お前は俺のものだからな宇理。」
・・ほら、そんなこと言うから。
私はあなたから離れられないの。