休息 | ナノ
May 05


「・・・いっちゃんがボクシング?」


そう聞けば目を輝かせながらファイティングポーズをとった。


「今度大会でるんだぜ!
それが終わったらお前もやるか?
先輩が教えてやるぞ!」


「(ムカ・・武のくせに)いっちゃんには殴り合いは向いてない思ってたのに」


「なんかそれ誰かに言われたような」


「それに私プロレス命だから遠慮しておくー」


「・・・・・デスヨネ」


技をかける構えをとればいっちゃんはおとなしくなった。

まあ、実際どっちかって言えば自分のが強いし?


「あんま調子のってっと捻り潰すぞ!」

「ぎゃあああっ!そこはダメ!」