●ルーク


深く深く沈んでしまいたい
何も誰もいないところへ
ずぶずぶと潜ることを願う

あぁでもそんなこと許されるはずもなくて
乱れもしない息を整えて
震えもしない手足を叱咤する

背中を押す笑顔に反発することはできず
ただただがむしゃらに前を向く

まだ歩き始めたばかりの俺には
周囲の流れは早すぎた






●ルーク


目がまわる
ぐるぐると頭が掻き回されてついていけない
周囲の流れが早すぎる

誰か助けてくれ

なんてむしがよすぎるのはわかってる





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