●モーゼス×クロエ


「クッちゃん……」

ごつごつとした指が頬を滑る。
その動作は滑らかで、普段の野性的な彼からは想像もつかない。
しかし彼の目は確かに熱を帯びていて、獰猛な影を湛えていた。

これから何が起こるのか。
この指がどこを触れるのか。
クロエにはぼんやりとしかわからなかったが、彼の好きなようにさせてやりたいと思った。





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