●ジンガ→アヤ


なぁアネゴ
俺っち強くなったろ?
少しはアネゴに相応しい男になったつもりなんだけど、まだダメなのかな?
ちっとも俺っちのこと見てくんない。
もっともっと修行して、もっともっと強くなったら、アネゴに男として見てもらえるのかな?
アネゴより強くなったら、俺っちを見てくれる?






●ソル×アヤ


ノックをしても返事がないので、「入りますよ」と一言かけて扉を開けた。
そして見えたのは彼の穏やかな寝顔。
いつもの大人びた表情とは違い、なんだかあどけない。
皆が知らない彼を見つけれた気がして嬉しい。
それにしても彼はちゃんと夜寝ているのだろうか?
私を元の世界に戻すために頑張ってくれているのは嬉しいけれど、でも休息は必要です。

私は彼のそばに寄ると、膝の上に彼の頭をのせた。
頑張っている貴方へ、私からのささやかなお礼……

「お疲れ様です、ソルさん」



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