●セリス


体が震える。
なんだか不安になって、自分を抱き締めた。
身体の芯から冷気が漂う。
氷の力が奥底で暴れまわる。
幻獣から絞り出したという力が、騒ぐ。
自分の中で誰か蠢くような感覚。
私の一部。私の力。






●ガウ×リルム


「ガウちゃんガウちゃん!」
「う?」
「ねえガウちゃん。『リルムが好き』って言って」
「?リルム、好き!」
「えへへ。うん!リルムもガウちゃんが大好きだよ!」
「ダイスキ?」
「『好き』よりもっと好きってことだよ」
「……リルム」
「うん?」
「ガウ、リルム大好き!」



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過去拍手御礼文






●ティナ&セリス


「あの星はレオ将軍」
「じゃああの星はおじいちゃんかしら」
「あれは……シャドウかな」
「じゃあ隣の小さいのはインターセプターね」
「あそこの集まりは、きっと幻獣たち」
「その上にあるのが……ケフカ」

他にもたくさん
数えきれないね
私たちの視界に映る星たちよりもたくさん


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シャドウ死亡前提





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