●ロイド→しいな+ゼロス


ふにっと妙な効果音
柔らかな感触
すぐ隣にしいながいたという認識
自分が躓いたという事実

これは間違いない

にへらとだらしなく笑いながらロイドは顔をあげ謝ろうとした。

「大丈夫だった?ロイド君」

そこには何故かクッションを持ったゼロスの笑顔。
ロイドはだらしない笑顔のまま固まった。






●ロイド→しいな←ゼロス


「しいな〜vV」
「ぎゃー!どこ触ってんだいこのアホ神子!」

日常となりつつある二人のじゃれあい。
仲間たちは微笑ましそうに見たり、また始まったと呆れたり。
でも俺はそのどちらでもなく、ただ苛つくばかり。

「しいなに気安く触るな」

なんて言えたらどんなに楽だろう。






●(クラトス←)コレット+リフィル



「ロイドが笑うとクラトスさんと重なるんです」

めったに笑わなかったあの人に

「そう……あなたは彼に恋をしていたのね」


気づいた時には遥か彼方





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