時々、わからない。
彼は私に、私たちに話してくれていないことが多すぎる気がして。
基本的なものの考え方は、近いものがあると思っているけれど、彼が心内に秘めた考えまで、私にわかるわけがない。
人にはそれぞれあるんだとわかってるつもりだけど、彼のことを全て知りたいと思ってしまう。
私があのまま彼の幼馴染みとして生まれていたなら、また違ったのかしら。
せめて、ホドのことを聞けたら、少しはクリアになると思うのに、彼に辛いことを思い出させてしまうのではないかと考えてしまう。
深い深い、思考の森で、ぐるぐるとぬけられない迷路のよう。







2011/11/3
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