初めての感触が掌を擽る。
ずっと、ずっと求めてやまなかったぬくもり。

「あの、ティア……いつまで続けるんだい?」
「まだまだ、私が満足するまでよ」
「その、照れるんだが」
「もっと照れたらいいわ」

この楽しみを、恥ずかしいという理由だけで奪わないで。
私がどれだけ貴方に触れたかったか、身をもって知ればいいんだわ。







2011/10/12
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