へぇ、鏡夜先輩も昼寝なんかするんだね

目を開けると馨がいて、じっと俺の顔を覗き込んでいる。
こいつは俺をなんだと思っているのか。
俺だって眠いときくらいある、と答える。

いやそりゃそーだろうけどさ。
なんか、可愛いよね。
鏡夜先輩が「おひるね」なんてさ。

そう言って無邪気に笑う馨を、綺麗だと感じた。

まったく、お前は俺をどうしたいんだ。


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