目の前の彼女はとても嬉しそうで、楽しそうで。
ルルルと鼻歌まで聞こえてきそうな勢いだ。

「イオス、食べないの?」
「ああ、僕はいいよ。ルウに全部あげる」

そう言うと彼女は本当に嬉しそうに笑った。
僕は君のその笑顔でもうお腹いっぱいだから。


気がつくと、ルルルと鼻歌を歌いそうになる自分がいた。







2007/08/27
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -