「母上に申し訳ないことしちまったなぁ。こんなことならもっとちゃんと料理勉強しとくんだったぜ」
「そうですわね。私もルークのことは言えませんわ。お父様に少しでも美味しいものを召し上がってほしいですけれど、今のままではお出しすることもできません」
「こうなったら修行だナタリア!」
「まぁ、修行ですか?」
「野宿の時は、食材無駄にしたら悪いから無理だけど、街についたら暇を見つけて二人で特訓しようぜ」
「いいですわね!一緒に頑張りましょう!」

「二人だけで特訓してどうにかなる腕だと思ってんの?」
「アニス、手伝ってやったらどうだ?」
「やだよ〜。アニスちゃんは無駄なことしたくないの〜。そういうガイが手伝えばいいじゃん」
「はは……」







2011/11/12
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