「僕も、竜の姿の頃のバウルに乗ってみたかったな」
「残念ね。でもいきなりどうしたの?」
「だって、ユーリは乗ったんだろう?」
「意外と負けず嫌いなのかしら」
「意外、かな?」
「そうでもないかもね」
「特に彼にはね。負けたくない理由があるから」
「それは私が関係しているのかしら」
「気づいていたのかい?」
「彼に一度言われているから。応えることはできなかったけれど」
「それは僕が関係しているからかな」
「本当に負けず嫌いね」
「好きだよ、ジュディス」
「ありがとう。私も好きよ、フレン」







2012/3/16
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