心臓の辺りを愛しそうに撫でるジュディスちゃんが、今度はそこに頬擦り。どくん、どくん、と鳴る音に満足したのか、彼女は綺麗に微笑んだ。俺も真似して、ジュディスの心臓の音を聞く。こうしてお互いの生をゆっくり感じれるなんて。二度も死んだはずの俺にはもったいない、夢のような時間。この不思議な感覚に満ちた空気がたまらなく心地よいだなんて。2012/2/6 × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -