「アニー!」
「アニー、疲れてないか?」
「俺の後ろへ!アニー!」

「あらあら……随分なつかれちゃったのね、アニー」
「いえ……」

クレアの呆れた苦笑にアニーも苦笑で返すしかなく。
正直ヴェイグがこうもアニーにべったりになるとは、彼女本人も予想外にほかならなかった。

「私でも、あそこまで愛されたことないわ」

くすくすと笑うクレアに、アニーの顔は真っ赤に染まる。

「大きなワンちゃんだと思って、可愛がってやってね」







2011/11/17
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