まったく、勘弁してほしい。こっちは意識しないよう必死だというのに、気づけば彼女は視界の中にいる。目があう頻度も、他の仲間たちより多い。目があえばにこっと微笑む。彼女の一挙一動にドキドキさせられて、期待してしまう。彼女も僕を意識してるんじゃないか、なんて都合の良いことを。まわりをよく見てみると、僕だけに微笑むわけではないとわかる。彼女にとっては普通のことなのかもしれないけど、男は単純だからすぐに勘違いしてしまうんだ。2011/11/9 × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -