「皆ドリンクだよ」
「あれ、紗江!!?何でここにいるにゃ?」
「合宿には参加出来ないって手塚に聞いたよ?」
「ふーん…英二も秀一郎も私には来て欲しくなかったんだ。」
「ち、違うよー!!紗江が来てくれて俺は嬉しい!!」
「ふーん…」
「紗江ーー!!」
氷帝のドリンクは志帆ちゃんに任せた。私は青学と立海の担当。
青学の皆は私が来た事に驚いていた。
英二をからかうと、いつもと同じ反応。
私が作った大切な仲間。本当の仲間。
でも、それでも。
志帆ちゃんをいじめているのが本当なら、皆を裏切ることになってしまうかもしれない。
英二の笑顔を見て私はそう思った。
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