シャワーを浴び、ドライヤーで髪を乾かした。そのおかげで体はホカホカどころか、暑い。


「大丈夫か志帆」

『あ、若。大丈夫だよ』


シャワールームを出ると、若がいた。
心配してくれてたみたい。



「よっ如月。」

『あ、桃城君。さっきはありがとね』

「おう!!」


若と一緒に桃城君、海堂君もいた。


『二人とも練習は?』

「騒ぎを起こした罰として外周させられてる所だ。」

『えぇ!!!ごめんね、私のせいで…』

「別にお前のせいじゃない。」

「俺たち走りに行ってないしな」

『えぇ…』

「悪いことしてねえのに走らされる意味がわかんねーって。つか、お前大丈夫かよ。」

『何が?』

「マネの仕事一人でやってんだろ?」

『あー…まぁ大丈夫っちゃ、大丈夫?』

「聞くな」



正直しんどい。でもまぁ、氷帝200人を相手にするよりはまし。



「何かあったらすぐに言えよ。俺たちそろそろ戻っから。」

『うん、ありがとう。桃城君、海堂君!!』


「俺たちも戻るぞ志帆」

『了解!!』












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