気を取り直して………
―ある所にそれはそれは可愛くて美人でスタイル良くてなんかもうマジで襲いたくなっちゃうようなアリスがいました。
源「どんなアリスだよ!!!」
佐「アリスじゃない名前だ!!!!」
源「ナレーションお前だったのか、佐久間!!!」
佐「名前がアリス…。興奮する…」
『佐久間、話が進まない。早く次のセリフ言って!!』
―えっと、アリスが木陰で本を読んでいると、向こうからウサギが走ってきました。
成「大変大変!!遅刻だー!!女王様に叱られる!!!」
『………zzzzz』
源「寝るなああああああ!!!!
何、アリス木陰で昼寝してんだ!!!
何だコレ、新喜劇かっ!!?」
『源田うるさい。
あれ…?何処まで行った?』
源「お前がウサギ追いかける所まで行った。」
『あ、そなの?じゃ、行ってきまーふ。
待てうさぎーーー!!!』
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『と、ここまで来た訳だけど…
この小さい扉をどうやってくぐったら…』
辺「やる」
『は?何コレ麻薬?』
辺「ちげーよ!!体がちっちゃくなんの!!!」
『そなの?さんきゅ〜』
―アリスがその薬を口に含むと、たちまち体が縮みました。
『で、この森を抜ければいいのね』
源「もし、そこのお嬢さん」
『そこにいるのは誰だ!!』
源「すいません、敵じゃありません。
だからその果物ナイフしまってください!!!」
『じゃ、仲間になってね』
源「桃太郎かっ!!」
―チェシャネコの源田があまりにもうるさかったのか、アリスは無視して鬼退治ならぬ女王退治に向かいました。
鬼「うるさいぞ源田」
『あら、帽子屋さん』
鬼「やあ、君はアリスか」
『何で知ってるんですか?』
鬼「台本に書いてあった」
源「台本とか言うなよ」
『じゃ、出発ー!!』
源「展開早くね?」
―チェシャネコ源田は、何かこの物語に不安があるようです。
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