「あ、名前様よ!!」
「本当だ!!おはようございます、名前様!!今日、跡部様と決闘だと伺いましたが大丈夫ですか?」
『皆の応援があれば、ね?』
「きゃーーーー!!!」
南部わかこ。
成績優秀、容姿端麗、周りからの信頼もあつい。才色兼備の女。人間の鏡
そして、俺様の天敵。
「やっぱり素敵だわ、名前様」
「本当に格好良い。女に決闘なんて挑む俺様ナルシより数倍…いや、数百倍素敵だわ!!」
俺様ナルシ…!!何てことだ、俺の人気は下がりつつある!!
「で、決闘なんて申しこんだんか。」
「あたりまえだ!!あいつの好きにはさせねぇ!!」
「…アホやな。で、今回の勝負は何や?」
「…ふっ、今までの勝負とは一味違う。ポーカーだ!!」
「ポーカーって…。」
「俺様は財閥の一人息子!!ポーカーを知り尽くした男だ!!あいつは一般市民。俺には勝てない!!」
「最低やな」
男を捨てた跡部。決闘は明日。
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