「何、ニヤニヤしてんだよ」
『景吾君、私年上。それよりこれ見て』
「……名刺じゃねぇか。」
『コレ、初めて景吾君が私にくれたものだよ。あの時は驚いたな。高校生が名刺渡してくるなんて思わなかった。私だって名刺なんか持ってないのに。』
「仕方ねぇだろ、俺は跡部財閥の人間なんだからな。」
『はいはい。じゃ、行こう!!』
「おい、待てよ名前!!」
『コラ、先輩って呼びなさい!!』
「精神年齢は俺のほうが年上だ」
『もう!!』
「お前はいい加減景吾って呼べよ。」
『名前先輩って呼んだら考えてあげる!!』
俺達は恋人となり、一生を共に過ごした。
これは、恋人になって一年経ったデートの日の話。
*END*
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りんご様リクエストの跡部でした。
リクエストくださったりんご様、ありがとうございました!!
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