0719 ライチプレゼンオフ会(前編)
2015/09/23 00:02


イベント名:ライチプレゼンオフ会
場所:新宿パセラ本店
主催者:れみさん
参加者:れみさん、リサコさん、ぐちゃさん、まといさん、ジャイ仔さん、ユニちゃん、ペリさん、らんまるさん、内蔵さん、しんどうさん、塩さん、自分



あの日、私のiPadは真っ白でした。


午前七時、某所。
布団の上で手元を眺め続けても何も起こるわけもなく、「プレゼン原稿」と銘打たれたメモは昨晩から一文字も増えていない。そう、私は完全に詰んでいました。


と、いう前置きは置いておきまして……
去る7月19日(日)、念願のライチプレゼンオフに参加させて頂きました!!
「自分の好きなキャラ・CPの魅力をプレゼンテーションする」。オタク冥利に尽きる夏の一大イベントに恐れ多くもプレゼンターとして参戦したわけですが、まあ、場違いでした。まずは長い前置き。


【第一章】六和、プレゼンターになる。

ことの始まりは今年の春。主催であり私のライチ二次創作活動開始の根源にして女神、れみさんからのお誘いでした。はじめはおこがましいやら部屋の隅で聞いていたいやら散々わがままを言っていたのですが、ここでふと思います。

(今、私は誰のお誘いを断ってるんだ……?)

気付いてからはもう参加一択しかありませんでした。いつも大変よくして頂いている上にプレゼンターとしてれみさんの顔に泥を塗らぬよう、しっかりと準備しようと五月晴れの空に決意しました。

さて、ここで一番悩んだのがプレゼンの内容。こう見えて私、ライチの中ではゴリゴリにカネダを推しております。しかし普段書くSSはあまりカネダメインのものは多くありませんでした。嫌いなわけではありません、むしろ好きです。しかし私にはある傾向があったのです。

『SSが必ず墓場直行便と化す』

元来死ネタとかバッドエンド、もとより別れや涙を主題にした作品やそういった傾向のものが大好きで、涙を流させようとするたびにハンカチを差し出す手を飛び越えて棺へとダイビングさせてしまう癖がありまして、今回もそうなってしまうのではとかなり懸念しておりました。カネダも私の悪癖の犠牲者の一人でいつも酷い目にあっていて。

「せめてプレゼンでは幸せにしてあげたい(?)」

その一心で資料を作ろうと思うも、なかなか筆が進まない。こんな時にハッピーエンドが浮かぶ頭さえ持っていれば……そんな折に私の元に二人の救世主が舞い降りてきました。乙女組です。元々ジャイカネとカネ雷の2組がとても好きでよく話を書きたいなと思っていたのですが、流石に二つのCPを発表するのは時間的にも……と考えあぐねていたところでした。

「馬っ鹿じゃないの?まとめちゃえばいいじゃん」
「そうよ〜ジャイカネのカネダとカネ雷のカネダを比較してみればいいのよ」

流石乙女組。この二言で私の今年の夏の課題は即決しました。
原作においても前日譚においてもゼラジャイやひかり組の影に覆われあまりスポットライトを浴びない二組でしたが、これを機にもっとジャイカネカネ雷を書いてくださる方が増えるかもしれない!!そんな半分本気、半分邪な考えで資料作りに着手しました。六月も終わり頃、本格的に夏が始まる前のことでした。


【第二章】六和、宿を出る。

それからの作業は割と早かったです。何の、何を、どのように知って欲しいか。要点を抑えて人に伝えるのがプレゼンテーションの原則。そのセオリーを無視するのが六和。いやあ、まとまらない。書きたいことは決まっていたのにうまく伝わらない……PowerPointはすぐに完成しましたが、原稿は相変わらず真っ白でした。前日に一日中學蘭歌劇を観劇していたため、作業は夜まで持ち込みました。終始行動を共にしていたまといさんに尻を叩いてもらいながら説明に格闘する私。まといさんのプレゼンも見せてもらっていた為、ラストスパートをかけました。やっと終わりかけまでいって彼女の方を見たら……

爆睡でした。
裏切られた!!見守っててくれるっていったのに!!!某アレンデール女王のお面を付けっ放しで寝てしまうほど疲れていたのでしょう、しっかりと布団をかけて寝ている彼女を横目にその日は外が明るくなるまで寝付けませんでした。


【第三章】六和、オフ会に参加する

翌朝は快晴、まさにオフ会日和でした!
先日まといさんと打ち合わせをして支度をし、宿を後にしました。先に言っておきます、めちゃくちゃ暑かったです。宿のおじちゃんもおばちゃんも優しかったな。また泊まりたい宿でした。

チェックアウトの時間が早く、新宿駅に着くのも早かった私達はシャレオツにスタバへ。普段烏龍茶が友達の私はショート450円のお会計にドギマギしながらソファーでiPadをぽちぽち。まだ原稿は完全版ではありませんでした。

「仕事してるOLみたいだね」
「必死だな」

そんな会話もそこそこにオフ会御一行が到着したとのこと。私達も出口付近で合流しました。ご無沙汰しておりますの方から始めましての方、そして昨日もお会いした方など、コミュ障にとってはもう大惨事でした。頑張って顔に出さないようにしつつ、いざオフ会でお馴染みのパセラへ!!


イかれたメンバーを紹介するぜ!

私のライチ二次創作活動開始の原点であり、
ライチ小説界隈の女神・れみさん!!

私のライチ二次創作御五家の内の二人、
カネダクラスタの星・ぐちゃさん!!
ゼラを語らせたら帝王級・リサコさん!!

私のジャイカネ好きに油を注いだ、
人間味のあるジャイボ描き・ユニちゃん!!
黒髪片目眼鏡は正義同盟(自称)、
オールキャラを愛する使者・ペリさん!!
三次元にジャイボが!?
文武両道の麗しき男装の麗人・ジャイ仔さん!!

時代背景を凌駕する、
耽美な描写のドールオーナー・らんまるさん!!
その存在感は人形のよう、
お初にお目にかかる美少女・塩さん!!

透明な手足に長い睫毛、
陶器のような素肌の美女・内蔵さん!!
透き通る声に深い双眸、
神秘的でどこか脆い御姿・しんどうさん!!

そして、私の保護者兼ツッコミ。
タミニコ帝国の王にして外交官・まといさん!!


国際会議に庶民が参加してしまいました。
れみさんが受付をされている中、会話というミッションを無事にクリアし室内に入ってドアが閉まった瞬間、もう逃げられないなと思いました。


捕らわれた六和、逃げ道は閉ざされた。
神々しい空間で、一体どうなってしまうのか…!!

(後編へ続く)


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