Saisons | ナノ

早起きは…?


どうしよう。早く起きすぎた…

おはようございます。遅刻魔の向坂秋羅です。
今日は遅刻しないと思います。
なぜなら現在午前5時だから。

秋「これ二度寝したら遅刻だろうな…でもすることない」

なにもすることなくてぼーっとしてたら、いつの間にか5時30分。
このタイミングでウトウトしてきた。

なんとかして起きてないと…!

そう思ってると眠くなって気づくと寝てたりするよね。

目を覚ますと8時30分。

秋「やっば!完璧遅刻!!」

朝飯も食わないで猛ダッシュ。
それでももうHRは始まっている。
せめて!せめて1限まで間に合え!

息を切らして教室に入った時間は9時ぴったり。
1限の15分前だった。

春「おはよう秋羅。いつもより遅かったじゃん」

秋「……はぁ……はぁ……。う、うん。二度寝して……早く起きすぎた……」

冬「それでHR間に合わないと思って走ったんだね」

正直、家からバス亭、バス亭から学校て休憩あっても猛ダッシュはキツイな……。

息切れをなおすために冬麻には頷いて答えた。

秋「はぁ……気持ち悪い…」

夏「まぁ自業自得ですよ。もう少しで授業が始まるので早く食べてくださいね」

そう言って夏音は小さい袋に入ったクッキーをくれた。
甘すぎないでおいしいな。
あとで買ったところ聞こう。

とりあえず、遅刻しないと思ったのがバカだった。
早く起きたなら早く学校に来て寝よう。
そうしたら遅刻しないし。

そもそも寝坊しないようにしよう。

もう焦ることだけは嫌だ。




prev / next

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -