Saisons | ナノ

恋愛はめんどくさい

登校途中、たまに見かける女子たちの話を聞いていた。

その内容は「彼氏に浮気された」と言うもので、1人の女子が泣いていた。

なんとなく聞いていた話したけど、女子のほうも男のほうも悪い。

冬「どっちもどっちじゃん」

そう呟いたら、複数の女子たちに睨まれたが、スルーして前を横切った。



それから、ずっと何故か俺はイライラしてばっかりで、あいつらに八つ当たりしかけていた。

秋「今日、ずっと鼻歌歌わないけど、なんか嫌な事でもあったの?」

妙なところに秋羅は敏感だ。

それを知っている俺は正直に登校途中あったことを秋羅に話した。



秋「それでも思った事聞こえるように言っちゃダメだよ」

冬「そこは俺も反省してる。ありがとな、聞いてくれて。スッキリした」

女子の話を聞いて思った、恋愛がこんなに面倒なら女子とは関わりたくない。

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