てんもんぶ | ナノ


晩飯を食べ終えた俺たちは別荘から出て、昼に来た川にまたいる。
で、天体観測するためにここに来る必要があるんだ?
「よし、花火しよーぜ!」
いきなり海仁がアホなことを言い出した。
「ちょっと待て海仁。俺たちは何部だ?」
「天文部」
「ここに何しに来た?」
「そりゃ遊びにk」
とりあえず殴っておいた。
「まぁまぁ直人、合宿なんてまだ1週間と6日あるんだよ?今日くらい遊んでもいいんじゃない?」
って言ってる琴羽も両手には花火をもって遊びたいだけだろ。
「しかたない。今日だけだぞ」
まぁ、今日くらいならいいか。
珍しく時雨や瑠李も星を見ずに2人で線香花火をしている。
蒼依は、海仁と琴羽に頼まれてパラシュートを打ち上げている。
……眠そうだけど。

そして、俺も見ているだけじゃ暇だし、そこらにあったロケット花火に火をつけると勢いをつけて海仁のところに向かっていった。
で、直撃した海仁が悶絶を打っていたから謝っておいた。

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