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=リビング=
最初は俺1人で宿題をしていたけど、区切りがついたし退屈したからリビングにおりた。
蒼依はまたソファで寝ていて、海仁は昼飯の片付けをしていた。
「手伝おうか?」
「……」
こいつ…。
1つの事やらせればなんでもできるけど、集中しすぎるんだよな。
とりあえず俺は海仁の横に立って海仁の横に立って皿洗いを手伝った。
俺が皿に手を伸ばすと、やっと気づいたのか、海仁は手を止めた。
「あ、直人。ありがとう」
海仁はそう言っていつも騒いでいる時とは違う笑顔を見せた。
それは蒼依と同じくらいやわらかい笑顔だった。
「ふわぁ…」
「眠いのか?」
「朝早かったからな。ちょっとそっちで寝る」
海仁は眠そうに目を擦りながら蒼依の寝ているソファの下で寝た。
2人を起こさないように俺はそっと、リビングを出てちょっと言い争っている声が聞こえたから、声の聞こえる部屋へ行った。
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