てんもんぶ | ナノ


俺はあまり釣りは得意じゃないしここで見てるか。

ふと琴葉の方を見てみると、
「ねー、木の橋があるよ!」
ちょっと俺たちの離れたところにあった、丸太でできた橋にのってはしゃいでいる。
「落ちるなよー!!」
一応気を付けるようにと言った瞬間……
「?……うわっ!」
琴葉が落ちた。
……やっばっ!!あいつ泳げない……!!
落ち着いて見ると、川は浅かったみたいで、琴葉は溺れていなかった。
……良かった。
「大丈夫か?」
「あ、うん。浅くて良かったよ」

それから俺たちはあたりが暗くなるまで釣りをしたり、川で遊んだりと、主に琴羽と海仁が楽しんでいた。
夜になったら星見るのに、今からこんなに騒いで起きてられるのか?

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