Diary
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いつもどおりの朝。起きて、朝ご飯を食べて、身支度をして学校に行く。
慣れた通学路をとおり、学校に着くと見慣れたクラスメイトのいる教室が待っているはずだった。
しかし、目の前に広がる光景はーーーー
「おはよう、美月」
ーーーー血の海が広がった教室の真ん中に、俺の幼馴染みの南十時が笑って立っていた。
それだけでも異常なんだ。
なのに、十時の足元を見るともう息のしていないクラスメイトの手にはハンドガンやスナイパー、見慣れない形のした銃や、さまざまな刀があった。
それは今さっきまで、殺りあっていたかのように血が付いている。
昨日まで皆が笑って過ごしていた筈なのに、突然どうしてこうなった。
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