天体トライアングル

 
太陽が沈んだあの日
月も星も姿を消した
暗く青い深海の底で
息遣いの仕方も忘れてしまった

アナタがいないとダメなんて
思いたくないの
思わせたくはないの
星はその光を代償に
月を輝かせる旅に出る

線を紡ぐ輝きは
何億年も前のステラ
いつかまた会えるよ、と
誰かの声が聞こえた

太陽が辿り着いたのは
全て失った未来で
宝箱を何処かに落として
夕暮れの波がこだましていた

銀河に揺らめく光は
名前も知らないステラ
優しい旋律のオルゴール
行くべき未来を照らしてる

天使の刃 世界を守り
悪魔の刃 世界を包む
残るのは 恒星の欠片
最後の導だけ

「私は一人ではなかった
傍には愛しい笑顔があった
祈るように花を掲げ
空を見上げる」

万華鏡のような輝きは
今、此処で瞬いたステラ
いつかまた会えるよ、と
天へと続く青い星座





××××××××××××××××

キャラソンみたいなノリで作った詞です。
離れていても、同じ世界にいる、そんなお話。



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