【世界設定】

・人間のいない、ポケモンだけの世界。何処かの異世界には人間とポケモンが共存をしている世界も存在しているとか。
・創始神アマリリス・ユニバー(アルセウス)によって創造され発展した世界であり、四つの空間が広がっている。

・一つはポケモン達が暮らす地上世界。此処はアマリリスの干渉無しにポケモン達だけの手で、今もなお発展を続けている。

・二つ目は神の箱庭。アマリリスやその分身であるレイレイ(アルセウス)が暮らす世界。空間も時間も通用しない場所であり、シンオウ地方に伝わる神話によると、此処に普通のポケモン達が辿り着くことは禁忌とされている。
箱庭の奥にはとある女性の墓が建てられている。

・三つ目は冥府の王ノルディ(ギラティナ)の統治する黄泉の世界。通称反転世界。地上世界を影で支える裏の世界。この世界を自由に行き来可能なのはゴーストタイプ達とシェイミだけである。

・四つ目は夢の世界。人々の精神の欠片が依り代になって偶然生まれた世界。死んだ生き物はこの世界を通じて黄泉の世界へと向かう。
生きた存在が眠ること以外の手段で、身体ごとこの世界へと足を踏み入れることは出来ない。唯一出来るのは、古から夢の王に仕えてきたジギタリスの一族と、夢の王の恩恵を受けた人々だけである。


【地上世界の地方】

<カントー地方>
人々が互いに強さを競い合い、いつの時代も「伝説の戦士」とされる伝説の6人組が存在している地方。武闘大会が各地で開催されている。
何十年も前に一度、とある龍の少女によって土地の半分以上を火の海にされたが、今はその時の名残も見当たらず、発展を続けている。
信仰神の存在しない唯一の地方。

<ジョウト地方>
ウバメの森に住んでいたシン(セレビィ)が創り上げた地方。今はシャクヨ(ホウオウ)とカイカゼ(ルギア)が治めている。
カントー地方の影響を強く受けており、この地方にも「伝説の戦士」が存在していたが、今ではすっかり廃れてしまっている。
悪さをするとウバメの森の亡霊に神隠しに遭わされるという古い言い伝えがある。

<ホウエン地方>
海の神サファリアス(カイオーガ)と地の神ルビルベス(グラードン)、それから空の神レオレグト(レックウザ)が治める地方。三人はサファイア、ルビー、レオの愛称で人々に親しまれている。
大昔、彼等の先代が激しい領土争いを繰り広げていたが、今はそれも無く平穏な日々が続いている。
この地方には各地にポケモンジムが存在し、人々はそこで腕試しをしている。ある意味で人間世界に一番近い地方とも言える。

<シンオウ地方>
神の箱庭の真下に創られたと言われる地方。その為人々の神への信仰心が厚く、神話の真相を追求する学者がたくさんいる。
東を時間の神クローク(ディアルガ)、西を空間の神スローク(パルキア)が統治しており、中央に聳えるテンガン山の何処かに神の箱庭への道があると言い伝えられている。

<イッシュ地方>
巨大な裁判所が大昔から統治を続けていた地方。外界との交流を拒んでいた時代があったため、その名残でこの地方にしか生息していないポケモンが多く存在する。
今は裁判所は失われ、聖剣士ハロルド(ケルディオ)が王として地方をまとめ、その下に七色家という七つの貴族の一家が存在している。
また、各地に複数のギルドが存在しており、人々はそこを拠点に生活を営んでいる。



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