アンファルべ

【アンファルべ】
トレーラーハウスに乗ってあちこちを転々と移動する謎の集団。辿り着いた街で色んな商売をやっている。願い事と三つ目に大切なものを書いた手紙を黒い封筒に入れてポストに出せば、アンファルベがその願いを叶えに来てくれるという古い言い伝えがある。
元々はマフィアの残党だったのが、ノエルの二つ前の団長によって暗殺稼業取りやめになった。

<団長>
ノエル(★ハハコモリ♀)
「はじめまして。私がアンファルべの団長を務めるノエルといいます」
「ヘーゼルー紅茶早く淹れてよー」
「うーん…よし、コーヒー飲みたいから次の街では喫茶店やろう」
真面目な性格
力が自慢
一人称:私
二人称:君

アンファルべの団長。24歳。金髪のショートヘアに赤い瞳。中性的な容姿のためよく男に間違えられる。身長が高い。
自由奔放で、気分によってアンファルべで出す店をコロコロと変える。しかし誰よりも仲間想いで、情に熱い一面も持つ。
重度のカフェイン中毒で、ヘーゼルから禁止令を出されることもしばしば。300人の兄弟がいるらしい。
幼い頃は姉のマヤとある集落で暮らしていたが、マヤが自殺してしまってからずっと心を閉ざしていた。その後アンファルべの前団長の誘いでアンファルべに入団し、少しずつ心を開いて行くようになった。


<副団長>
レムル(★パッチール♂)
「ぼ、ボクは確かに男ですけど…でっでも!これでも心は女の子のつもりなんです!」
「はぁ…女の子に生まれたかったなぁ…」
「ナパちゃん、買い物行こうよ。新作のカバン、可愛いのたくさん見かけたんだ!」
臆病な性格
打たれ強い
一人称:ボク
二人称:アナタ

アンファルべの副団長。18歳。橙のショートヘアに丸くて黒い瞳。
ホウエン地方出身の少年。身体は男だが心は乙女。ナパージュと仲が良く、よく二人でショッピングに行っている。ことあるごとに「女の子に生まれたかった」と嘆いている。
アンファルべの情報屋収集係。元々表世界じゃ取り扱わないような情報を集めていた裏の世界の人間だった。
肉弾戦が得意。


ヘーゼル(★グラエナ♂)
「あー、悪いな。ここの連中はああいう奴ばかりだから」
「ほら、もっと食えよ。遠慮しなくてもいくらでも作ってやるからさ」
「ノエルとは昔からの仲だな。幼馴染みたいな…え、恋愛?な、なに言ってんだ!おおお俺は別にそんなノエルのこと、その…ごにょごにょ…」
能天気な性格
考え事が多い
一人称:俺
二人称:お前

アンファルべの副団長。23歳。金髪の短い髪に橙の瞳。左耳にプラリネとお揃いのピアスを付けている。
面倒見の良い家事担当の青年。プラリネの兄。ノエルが団長になる前からアンファルべにいるため、他のメンバーよりノエルの心情に理解を示すのが早い。
幼い頃に生活が困窮したため父親に売り飛ばされ、見世物としてあちこちに連れて行かれた。その後ノエルの前の団長に保護され、以来アンファルべに入団することになった。
ノエルが好きだが前途多難なヘタレ。
拳銃を三丁ほど所持している。


<団員>
ナノハ(★コラッタ♂)
「俺の…俺の願いは、幼馴染と会うことだ!」
「なんなんだこいつら…はぁ、疲れたな…」
「自由に暮らすって良いことだと思うけど…アンタ達自由すぎるだろ」
生意気な性格
血の気が多い
一人称:俺
二人称:アンタ

黒い封筒をポストに出し、ノエル達と出会うことになる少年。ひょんなことからアンファルべに入団することに。
14歳。金色のショートヘアに橙の瞳。目つきが悪い。無愛想なため余計機嫌が悪そうに見える。
元は小さな村の出身だが、奴隷として売り飛ばされてしまい、仲の良かった幼馴染と離れ離れになってしまう。彼女に再会するためにアンファルべに手紙を送った。
捻くれた性格で、あまり騒ぐ方ではない。そのためアンファルべの貴重なツッコミ要員になっている。
手先がとても器用で、よくヘーゼルの家事を手伝っている。戦闘経験がほとんど無いため時折コルドバ達に修行を手伝ってもらっている。


*プラリネ(★グラエナ♀)
「あん?なんだよ、口調気をつけろって?今更矯正してどうにかなるもんじゃないだろ」
「腹減ったー。兄貴ー、メシまだー?」
「やっべえ何あれ超かわいい!俺の好みじゃん!あのぬいぐるみ買って行く!」
腕白な性格
イタズラが好き
一人称:俺
二人称:お前

ヘーゼルの妹。22歳。背中までつくほどの長い金の髪に、橙の瞳。右耳にヘーゼルとお揃いのピアスを付けている。
口調や動作が男勝り。考えることが嫌いで、慎重派な兄の性格がたまに面倒らしい。
ヘーゼルや団員のナパージュに将来を心配されている。しかし可愛いぬいぐるみが好きだったりと、女の子らしい趣味も密かに持っている。
幼い頃からずっとヘーゼルと一緒に過ごしてきたので、彼とは言葉を交わさなくても気持ちが通じ合う。
愛用のナックルダスターを使って戦う。


*ナパージュ(★モココ♀)
「リネちゃんはもう少し女としての自覚を持つべきよ。もう」
「ゼル君、チーズケーキ作ってくれない?今すごく食べたい気分なの」
「あら、見かけに惑わされちゃダメよ?こう見えて肉弾戦は得意なんだから、ね?」
生意気な性格
考え事が多い
一人称:私
二人称:貴方

オシャレが好きな女の子。17歳。フワフワした髪にピンクと黒の縞模様のリボンをつけている。髪は元々はストレートだが、毎朝早起きしてヘアアイロンで整えてる。
普段はおしとやかに振舞っていることが多いが、実際はかなりのワガママ娘。ただ仲間に嫌われるのが怖いため、普段はほとんど本音を言わない。気の許せる相手にだけは素が出ることがしばしば。
可愛い物に目がなく、つい抱きしめたくなるとか。チーズケーキが好物。
幼い頃に親友を裏切ってしまったトラウマで、誰かに見捨てられることをひどく恐れている。
可愛らしい見かけによらず肉弾戦が得意。レムルと仲がいい。


*クラム(★テッカニン♂)
「バカマユ!テメェ何処ほっつき歩いてたんだよ!」
「あ、クラッカー用のジャム切れてる…買いに行ってくるか」
「俺の速さについてこれると思ってんのかよ!」
せっかちな性格
負けず嫌い
一人称:俺
二人称:お前、アンタ

団員の中で一番足が速い少年。15歳。
マユミの兄弟だが、会ってはいつも喧嘩ばかりしている。しかしタッグを組ませると仲間内で一番強いらしい。
クラッカーが好き。
槍を使うことを得意としているが、普段はマユミが持っているので、特殊技で応戦することが多い。


マユミ(★ヌケニン)
「だんちょーに手を出したらマユミが許さないからね?お前なんか八つ裂きにしてやるんだから」
「あぁー!そのジャム、マユミが残しておいたのに!バカ!バカ兄貴くたばれ!」
「だんちょーだんちょー!マユミ、ししょーのとこ遊びに行ってくるー!明後日には帰るよー」
せっかちな性格
負けず嫌い
一人称:マユミ
二人称:お前、アンタ

神出鬼没な団員。ふらりと消えたと思えば突然帰ってきたりする。15歳。茶髪の長い髪を二つに結っているため中性的な印象をを受ける。赤い瞳。
クラムの弟。ワガママで懐いた相手の言う事しか聞こうとしない。
クラムとはいつも喧嘩ばかりしているが、クラムが死ぬとマユミも消えてしまうので、それは困ると言い時折彼のボディガードをしている。
仲間内では一番戦闘能力が高く、鎌を使って戦う。
ノエルと師匠であるカスケットのことが大好き。


コルドバ(★フライゴン♂)
「ま、楽に考えていこうぜ。考えるだけ時間の無駄ってな」
「レディーファーストだろ?男としては当然のことだよ」
「音楽だけ聴いて生きていられたら幸せなのになー…俺、自分の体が音楽で出来てればいいのにって度々思うよ」
さみしがりな性格
イタズラが好き
一人称:俺
二人称:キミ

アンファルベのムードメーカー。19歳。水色の長い髪を上の方で一つに結っており、オレンジのサングラスをかけている。
明るい性格で、いつも笑っている。暇な時は愛用のヘッドフォンで音楽を聴いてる。
親友を失った過去を持っているが、それを表に出すようなことは一切しない。おちゃらけているように見えて一番洞察力に優れている。
普段はグラディウスを使って戦うが、身体中に短剣も仕込んでおり、多彩な戦法を使う。


イプセン(★ゴルーグ)
「わかった。すぐに追跡する」
「…次の目的地は何処だ」
「…どうやら空腹らしい」
慎重な性格
駆けっこが好き
一人称:私
二人称:お前、貴方

アンファルべ結成当時から団に所属している女性。246歳。銀髪のショートヘアに金の瞳。愛称はイジー。
大昔に作られた傀儡人形が魂を宿し人格を持つようになった。
冷静沈着で、常に客観的に物事を見ている。
昼寝が好きで、昼間はよくトレーラーハウスの中で眠っている。
トレーラーハウスを運転出来る唯一の人。


アドネ(★ポニータ♂)
「あ、イジー!出かけるの?ボクも連れてって!」
「ここの人達はちゃんと自立できるのかなぁ…ボク、心配だよ」
「ナノ兄ちゃん、ボクと買い物行こうよ!ね!」
慎重な性格
暴れることが好き
一人称:ボク
二人称:キミ

アンファルべの最年少の少年。12歳。銀と青の髪をポニーテールにしている。黒い瞳。
物心つく前に親に捨てられ、イプセンが森の中で見つけたのを連れ帰り、アンファルべの団員になった。
幼いながらにアンファルべの仕事を見てきたため、普段の無邪気な様子とは裏腹に、思考が大人びている。仲間の将来がとても心配らしい。
親代わりのイプセンのことを慕っており、いつも彼女の傍をうろついている。


マルメロ(★ロトム)
「任せるです!ボクがいれば電気は必要無いのです!」
「ナノはせっかちさんなのですか?団長が合図するまでおとなしくしてくださいって」
「誰がおまるですか!あ、でも仕事はやるです!」
のんきな性格
居眠りが多い
一人称:ボク
二人称:アナタ、名前

ナノハの前にアンファルべに入団した少女。12歳。赤い髪に紫の瞳をしている。
「メルトダウンプログラム」という裏組織が密かに行っていた実験により生み出されたクローンだったが、その際にウイルスがプログラムに入り、人格が生まれたため研究者に捨てられたところをノエルに拾われ、アンファルべに入団する。
明るく前向きな性格で、後ろ向きな考えは嫌い。身体を電子に変化させ様々な電化製品に潜り込める。また、フォルムチェンジにより容姿が変わる。


マリド(★キリンリキ♀)
「いやあああ!ご、ごごごめんなさい!!私ってばまたお皿こんなに割っちゃって…あうう」
「ユリオを取り戻すまで絶対に諦めないんだから…」
「んー、戦うならやっぱりこれかしら。どう、似合う?」
せっかちな性格
暴れることが好き
一人称:アタシ
二人称:キミ

ナノハの後にアンファルべに入団した少女。16歳。金色の髪をツインテールにしている。青い瞳。
気の強い性格だが、超が付くほどのドジっ子。お皿を運ばせれば必ず割るし、掃除をさせれば転んで辺りが埃だらけになる。本人はいつも治そうと懸命に努力しているものの、なかなか報われない。
弟のユリオと孤児院で暮らしていたが、ある日突然ユリオが誘拐され、以来ずっと彼を探し回っている。
愛用のステッキに超能力を集め、従来の倍の威力のエスパー技を使うことが出来る。


随時更新予定。



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