ミスター・キャンディ
こんな世界疲れちゃったと
モノクロ通りに現実逃避
助けてと叫んだけれど
夢の君には触れなかった
目を閉じて両手を上げて
降参、降参、もういいよ
痛いのは嫌いなんだ
消えてしまう寸前
微笑む見慣れたそれは
誰だい？
ハローをひとつ
バイバイみっつ
交換しようよ
ミスター・キャンディ
チョコレートの海に沈んで
ドロドロドロップ
目が眩む
こんな毎日大嫌いだと
カラフル列車に飛び乗ってみた
赤青黄色チカチカ信号
枕木の上で君が笑ってる
片足上げて右手を上に
滑稽、滑稽、もういいよ
寂しいのは嫌なんだ
一人にしないでって
呟く哀しみのアメ
降り注いだ
モーニンひとつ
グッナイみっつ
僕にください
ミスター・キャンディ
砕けて歌うハートのクッキー
ゼリービーンズが
嘲笑う
マカロンは叫んだ
此処から逃げろと
マフィンは知っていた
もう遅かったと
「くだらないな」
くだらないよ
ドーナツの向こう側
まだ暗いんだ
甘い毒を盛られたパフェ
そいつは僕が頂こう
ハローをひとつ
バイバイみっつ
もう飽きたんだ
ミスター・キャンディ
絡めるキャラメルの波をもがく
溶けて無くなれ！
浮上し始める
マシュマロの船
サヨナラしよう
ミスター・キャンディ
飴細工の花束抱えて
ドロドロドロップ
君の元へ
×××××××××××××××
作詞はじめた時の処女作なんですけど、結構内容は単調です。
現実逃避した先の、お菓子みたいに甘い世界に行きたいっていう、そんな話。
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