皆さん、はろーはろー!
此処はどこかって?職員室前なう!(なうって言いたかった…)

さて、寒い前置きは止めて中に入ろうか。GO!GO!きっと成績系の話だろうよ。私が頭悪いのは他の誰でもない、私が1番良く知っT…「早く中に入れよい。」

職員室からマルコが出て来た。
マルコや、出席簿の角はないよ。めっちゃ痛いよ。









「話ってどうせ成績悪いーみたいな感じなでしょ?」
「…ハァー。」
「え、なんでため息?」

え、マルコがすっごいこいつなんもわかってねぇわ的なオーラ出してる。
ここは下手に出て…。

「あのー私なんかご迷惑おかけしましたっけ……?」
「あ?」

ひいい!なんかSモード入ってるうう!

「え、ええーと…。」
「授業中ペラペラうっせーんだよい。てめぇのせいで怒られただろうが。」

や、八つ当たりだあああああ!帰りたい、激しく帰りたいぞー私は。

しかも話の流れが私の成績に来てる。ヤバいな…。



「…あ!」
「あ?」

ペンギンさんだ。プリントを担任の先生に届けていた。…つかなんかマルコから哀れみの視線を感じる。

「な、何?」
「お前もあれくらい優等生になれよい。あ、無理か。」

うぜー。

「ま、せめて体中の垢でも貰って煎じて飲めよい。」「それいい!」
「は!?」

何、体中って。なんか妄想膨らむだろうがぁ…!
そう思ったら、体が動いてた。

「あの!」
「…!君は、」
「なまえっていいます!」
「そうか、なまえって言うのか。俺はペンギン。よろしく。」

その時、帽子とまんまやんって思ったのは内緒。



「あの、体中の垢下さい。」

「は?」
「え?」


沈黙が二人を包む。

遠くで「あいつ馬鹿だろ」というマルコの声がした。


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