皆さん、はろーはろー!
此処はどこかって?職員室前なう!(なうって言いたかった…)
さて、寒い前置きは止めて中に入ろうか。GO!GO!きっと成績系の話だろうよ。私が頭悪いのは他の誰でもない、私が1番良く知っT…「早く中に入れよい。」
職員室からマルコが出て来た。
マルコや、出席簿の角はないよ。めっちゃ痛いよ。
*
「話ってどうせ成績悪いーみたいな感じなでしょ?」
「…ハァー。」
「え、なんでため息?」
え、マルコがすっごいこいつなんもわかってねぇわ的なオーラ出してる。
ここは下手に出て…。
「あのー私なんかご迷惑おかけしましたっけ……?」
「あ?」
ひいい!なんかSモード入ってるうう!
「え、ええーと…。」
「授業中ペラペラうっせーんだよい。てめぇのせいで怒られただろうが。」
や、八つ当たりだあああああ!帰りたい、激しく帰りたいぞー私は。
しかも話の流れが私の成績に来てる。ヤバいな…。
「…あ!」
「あ?」
ペンギンさんだ。プリントを担任の先生に届けていた。…つかなんかマルコから哀れみの視線を感じる。
「な、何?」
「お前もあれくらい優等生になれよい。あ、無理か。」
うぜー。
「ま、せめて体中の垢でも貰って煎じて飲めよい。」「それいい!」
「は!?」
何、体中って。なんか妄想膨らむだろうがぁ…!
そう思ったら、体が動いてた。
「あの!」
「…!君は、」
「なまえっていいます!」
「そうか、なまえって言うのか。俺はペンギン。よろしく。」
その時、帽子とまんまやんって思ったのは内緒。
「あの、体中の垢下さい。」
「は?」
「え?」
沈黙が二人を包む。
遠くで「あいつ馬鹿だろ」というマルコの声がした。