Garden


まちびと_TP


参加者


GM.ぴよなか
PL.草餅/藤田
--------------------

藤田:スケイルクック:ラッキースイートハーを事前使用アイテムとして使用します。
藤田:・「技術/制作」系のスキルの出目を常に-5
・セッション中3回までダイス判定の振り直し
・戦闘時1度だけ、ダイスの出目が二けた以上の時、左端と右端を交換した数値に変換
(例:38⇒83 / 102⇒201) この効果の付与対象は自他共に可能。
以上の効果をセッション中使えます。
GM:【待機用】
藤田:また固有スキル発動「導」より
藤田:PC/NPCを問わず何故か「学生」に好かれやすい。
彼に向ける好意はGM/PLの判断に任せる。
よろしくおねがいします。
GM:【待機用】
GM:【STOP】
GM:Chapterシナリオ「まちびと」TPを始めていきまっしょい!よろしくお願いします!!
藤田:よろしくお願いいたします!!
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【穏やかな日々】
GM:良く晴れた空。流れる時間に異変は無い、いつもの日常。
貴方は何か思い立ったか、気分か、拠点そばの森を探索中。
藤田:てくてくてくもちもちてくてくてく
藤田:たまに草笛も吹きましょう、ぷぇーーーーー
GM:ぷぇーーーー
GM:いつもと変わらない日常の風景。いつもと変わらない森…だった筈が、
GM:ふと気づけば、見覚えのない場所に、足を踏み入れていた。
GM:【約束の地】
GM:そこは、人気の無い草原だった。
蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、花…シロツメクサが、美しく咲き乱れている。
藤田:「……………?」首をこてん、と傾げる
藤田:その草原を幻視しましょう。あれ、こんな場所拠点にあったか…?
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中の、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込む…女性の姿がある。
藤田:「……」女性の姿を幻視してみよう
GM:【注視/幻視】→女性
瞼を閉ざした、妙齢の女性だ。
白妙の髪を長く伸ばしており、地についてしまっている。
白着物に深緑の帯といった古風な姿をしているというのに、
足袋や下駄を履いていない…傷だらけの素足を晒しています。
その手は花冠を編んでいるらしいが…花が可哀想な程に、ぐっちゃぐちゃだ。
GM:人ならざる気を持っている。…人に似た姿をしている、「何か」だ。
藤田:「………」女性に近づいてみよう。気づくかな。
女性:花冠を編んでる。ぐちゃぁ
藤田:「…」
藤田:「もし」気持ち優しめに話しかけてみよう。
GM:女性は貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
女性:「やぁ、こんにちは。私に何か、用だろうか?」
藤田:「…此処は、何処だらうか」
女性:「ここは…見ての通り、草原…花畑だよ」
女性:「私の居場所だ」
藤田:「ふむ」軽く頷く、不思議な場所にまた来てしまったらしい「……花冠を?」首傾げ
女性:「ん?ああ、そうだよ。まちながら、花冠を編んでいるんだ」
女性:「どうだ?上手に出来ているだろうか?」
GM:彼女の手には、ぐっちゃぐちゃの花冠があります。
藤田:「…」目線が合うようにしゃがもうね「…作るのは初めてか?」
女性:「………そのように、見えるだろうか」
女性:んぬぁぁん、と唸る
藤田:「花冠は、ちとコツがいるからな…君、名は?」
女性:「まぁ…何せ、目を閉じて編んでいるのだから、そうだろうな…」ううむ
女性:「私は…そうだな、シロタエ。シロタエと呼んでおくれ」
藤田:「シロタエ」「俺は藤田、と呼んでくれ」
藤田:「…何故、目を?何かのまじないか?」
シロタエ:「藤田か、よろしく」
シロタエ:「まじないではないのだがな、願掛け、というか、」
藤田:「願掛け?」ふむ
シロタエ:「子供にな、約束を叩きつけたんだ」
シロタエ:「目を閉じても上手に作れるようになってやると、そして出来たそれを、お前にやると」
シロタエ:「だからこうして、目を閉じて花冠を編んでいるんだよ。子供を…まちびとを、待ちながら」
シロタエ:「目を閉じても綺麗に作れたら、ほら、」
シロタエ:「かっこいいだろう?」どーん
藤田:「……」その様子に何故か少し可愛らしいと感じ少しだけ笑う
シロタエ:「うぅむ…、そうだ、なぁ、ちょっと、頼みごとをしても良いかな?」
藤田:「なんだ?」いいぞ
シロタエ:「もしも貴方の目が見えているのなら、それでいい。私に、花冠の作り方を教えてほしい」
藤田:「良いだろう、隣座っても?」
シロタエ:「!ほんとか!有難う!」「ああ、いいぞ。…何か尻に敷くものでもあればよかったな…、すまないな」
GM:瞼を閉ざした彼女に、花冠の作り方を教えてあげてください。
藤田:「…シロタエ、一度立ってくれるか?」
GM:PCに「教師」や「教官」などといった、
誰かに何かを教えることに長けている設定がある場合はGMまでパトランプ光らせて迫って来てください。
シロタエ:「ん?いいぞ」ゆっくりと…傷だらけの足で立つだろう。
藤田:立った下に自分の上着を脱ぎ敷いてやる
藤田:「良いぞ、お座り」
シロタエ:「?おお、?何か敷物を持っていたのか?準備がいいな」上着とはわからないまま、すとん、と座った
藤田:上着ログアウトしました
GM:シュンッ
藤田:シュッ
藤田:はーーーいGM!!!!!!!!!
GM:なんだい草餅くぅん
藤田:このまっくろよしなにティーチャーなんです!!!!ウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(パトランプ
GM:平和警察だおっらぁ!!!!!!!!!のちのダイスに補正をやろうおっらぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:というわけで、花冠講座RP、どうぞ
藤田:ありがたきーーーーしあわせーーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーー!
藤田:はい(はい)
藤田:彼女に二輪の茎が長いシロツメクサを渡す
シロタエ:もらう!
藤田:「…その花を交差するように構えなさい」先生口調
シロタエ:「交差。こうか?」とりあえず合わせてみる
藤田:「そうだ」「交差部分をしっかり押さえ、上の茎をくるりと絡めて下の茎に巻き付ける。巻き付けた茎が一番上にくるように2本まとめて持ってみなさい」
藤田:彼女が作業中に「影」でちょうど良い長さのシロツメクサを動かず回収します。しゅるるるるぶちちちち
シロタエ:「くる…っ…と…?」おお?とぎこちなく茎を巻き巻き
藤田:「そう、その巻き方を覚えておきなさい。よく出来ているよ」よしよし、と三本目のシロツメクサを渡してあげよう「今のように巻き付けて見なさい」
シロタエ:三本目を手探りで受け取り、「…こうか?」ぐりーっと巻き付けてく
藤田:「ああ、もう少し斜めに巻くと良い、上出来だ」「次から同じくどんどん巻いていきなさい、時折頭に乗せて、ちょうど良い長さまで編むのが良い」
藤田:シロツメクサを横にストックしたろうな。彼女の横においてあげよう
シロタエ:「斜め…」ちょっと斜めった。「えぇ、と次が…」ぺふ、ぺふ、と足元のシロツメクサを探す
藤田:「ゆっくりおやり、俺は教える」ちゃんとね「そう、次はそこから巻きなさい」まきまきだよ
シロタエ:「藤田は優しいなぁ」「おお、ここか」巻き巻き
藤田:「好みの長さまで編んだら最初の花を最後のまとめた茎部分の上に乗せ、まとめる用の1本を準備し、つなげて結んでいけ。余った茎は編んだ隙間に埋めていき目立たないように処理すると良い」そうそう
シロタエ:「全部のせて…最後のやつでまとめ、まとめ……」
シロタエ:「すまない、なんだったか」やってたらわかんなくなった
藤田:「案ずるな」
藤田:「そのまとめを余分に巻きつけると良い、少し強めにな」がんばえ
シロタエ:「強めに」ぎゅう
シロタエ:「ん、んーーーー」よいしょーーーー
藤田:「そう、そう、よく出来ている」ぱちぱち
GM:RPと藤田さんの教師補正で+50をあげよう
藤田:やったーーーー!!
シロタエ:1d100<=80 よいしょー
DiceBot : (1D100<=80) → 84 → 失敗
シロタエ:?
藤田:支援して良いですか( ˘ω˘ )
GM:( ˘ω˘ )b
藤田:C対象が1d100ダイスを使用した判定を行った際、出目に+-5の補正値を与える事が出来る
藤田:79にしたろ!
GM:受理しました!
シロタエ:なんかぶちっといった気がしたけれど、そんなことはなかったぜ!
シロタエ:(*-▽-)!
シロタエ:「できたか!?」
藤田:そんなSEはしらんな!!!
藤田:「ああ、よく出来ている…見てみなさい」
シロタエ:「…」瞼は閉ざしたまま、
GM:彼女はどこか納得いかない様子で、出来上がった花冠に触れています。
シロタエ:「……まだまだ……かなぁ。あの子があの時作ってくれたそれとは、手触りが違う…気がする」
藤田:「…?、どうかしたか?」
シロタエ:「いやしかし、助かった。有難う」
シロタエ:「私はまだ花を編みながら、あの子を待つよ。私はここにいる」
シロタエ:「が…貴方はどこから来たのかな?」
藤田:「それが解らん」目細め「気がつけば此処にいて、君を見つけた」
シロタエ:「ふむ…なんとも不可思議な」
シロタエ:「ならば、あの道を真っ直ぐと行くといい。街へと続いている筈だ」
シロタエ:「あそこは人が多いと聞く。貴方の帰る場所もわかるかもしれない」
藤田:「街か、情報はありそうだな」うん「…君はずっと其処に?」
シロタエ:「ああ。ここにいるぞ」
藤田:「左様か…」まだ立ち上がらず、此方もシロツメクサの花冠を作りたいですGM
GM:どうぞどうぞ
シロタエ:「ああ、敷物、有難うな」そそそっと退いて、敷物を畳んで返す
藤田:1d100-5<=80 工作+スケイルクックちゃん効果
DiceBot : (1D100-5<=80) → 59[59]-5 → 54 → 成功
藤田:ヒュウ★
藤田:受け取る代わりにシロツメクサの花冠を渡そう
藤田:上着きまーす
シロタエ:「お?」渡された
藤田:「上達には練習しかないだろう」「見本だ、網目を触って学びなさい」
シロタエ:「…ああ、有難う」
藤田:編み目だよぉ!
藤田:「……嫌なら、答えなくて良い」「待ち人は、どんな人なんだ?」
シロタエ:「私に花冠の作り方を教えてくれた子供だよ」
シロタエ:「黒い髪に、黒い瞳。歳は…ああ、人の子は、見た目で年齢がわからぬな…」
シロタエ:「…この森の向こうにあるという、街から来たという…人間の子供だ」
藤田:街の方をちら、と見る。
GM:道の先…森が広がっているね。
藤田:「………自分から会いには行かんのか?」
シロタエ:「私がここから動いてしまっては、あの子が来た時にすれ違うかもしれないじゃないか」
藤田:「すれ違ったら、また此処に戻れば良い」
シロタエ:「でも、ここでと、約束したから」
シロタエ:「…一方的に」しらーっと顔を背ける
藤田:じーーーーーと見てるぞ。
シロタエ:(強引な性格だと自覚がある)
藤田:「一方的か」ふむ「…なら街へ行っても良いと俺は思うがな」
シロタエ:「はっはっは。それでも、私はここで待つよ」
シロタエ:「ここが私の居場所であり、約束の地であるから」
藤田:「…せめて靴ははけよ」
シロタエ:「靴?ああ、草履か?足に何かを履く習慣がないものでなぁ」
藤田:「約束を果たした後、行く場所を行けなくなるだろう」「今も大事だが「先」の事も考えろ」苦笑している
シロタエ:「ふふふ」
藤田:GMちょっとあと1回工作ふりたいです
GM:へいどうぞ
シロタエ:「貴方も先のことを考えて、早く街へ行きなさいな。私は大丈夫だよ」
藤田:1d100-5<=80 ぺふぺふ
DiceBot : (1D100-5<=80) → 36[36]-5 → 31 → 成功
藤田:シロツメクサで即席スリッパ作りました。
GM:ててーん
藤田:「そうする、ではこれでも履きなさい」「耐久はないが、少しはマシだろう」あげるね
シロタエ:「ん、おお?なんか、むずむずするな…でも有難う」おぉーと傷だらけの足を動かしたりしてる
藤田:「頑張れよ、シロタエ」よいしょと立ち上がる
シロタエ:「ああ、頑張るよ」
シロタエ:「気を付けてな」ふり、と藤田さんへ手を振る
藤田:手ひらひら返して教えてもらった通り街の方向へ向かいます。テッテレー
GM:道の先を行けば…………
GM:【約束の地】
GM:再び視界に広がる、人気の無い草原。
GM:蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、
花…シロツメクサが美しく咲き乱れているそれは、全く変わらない。
藤田:「………?」辺りを見回す
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中の、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込む…女性の姿がある。
藤田:「……??」あれ
藤田:「…シロタエ?」話しかけてみよう
GM:女性は貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
シロタエ:「おや、こんにちは」
シロタエ:「…なぁ、また、花冠の作り方を教えてはくれないだろうか」
シロタエ:「もう少し、もう少しなんだ」
シロタエ:「もう少しで…上手に出来そうなんだ」
藤田:「…構わんが、どうした?」
シロタエ:「…」ぶぅーと唇を尖らせて、持ってた花冠を見せる
シロタエ:「もう少しじゃないか?」
シロタエ:花が少しくちゃくちゃの花冠
藤田:花冠見ようね
藤田:「まあ、前より上手いな」
GM:ぐっちゃぐちゃだった時よりは、まぁ、マシと言ってやらんこともないくらいの出来ですね。
藤田:がんばったねぇ…
藤田:「ああ、構わん」教えようね「………あれからどれくらい経った?」
シロタエ:「どれくらい?………さぁ?」
シロタエ:「時を計るものが無いからなぁ」目を閉ざしたまま、空を見上げる
藤田:横でさっきみたいにまきまきもりもりして指示するね。「そうか、ずっと居たのか」まきまき
藤田:街の方角もちらりと見ましょう。
シロタエ:「ああ、ずっといるぞ」
GM:瞼を閉ざした彼女に、再び、花冠の作り方を教えてあげてください。
藤田:OK
GM:変わりない。道の先、森へと続いている。その向こうに街があるらしい。
藤田:やっぱりティーチャーなのであとで補正下さい平和ポリスメン
藤田:「作り方はどこまで覚えている?」
GM:後にあげるよポリスメン
シロタエ:「教えてもらったことはあらかた…細かいところが、出来ていないのだろうか」
藤田:どれどれ、と花冠を見てみよう。
藤田:「途中の巻き方は斜めにしているか?、交差するのも忘れてはいけない」
藤田:シロタエちゃん靴履いてるかな。大丈夫かな。
シロタエ:「斜め、と交差…出来てるか?」また編みながらこう?と先生に見せる
GM:履いてないですね
藤田:「ああ、少し巻き方が甘いな。少し強めでも問題ないぞ、それと、巻き方は、そう、後ろにくるりと回すんだ」
藤田:「…………」だいぶ経ったのかなという顔
シロタエ:「おお、もう少し強くだな。私はすぐに潰してしまうからなぁ…」力加減難しい
シロタエ:「まきかたは、後ろでいい、よし、よし…」
藤田:「そう、最後は、ちゃんと余った茎を隙間に入れるんだ」他にも最初に教えた所も再度丁寧に教え直します!
GM:諸々の補正込みで+55あげよう
シロタエ:「この隙間に入れるのがなぁ、なかなか、うまく…」うううーんっしょ!
シロタエ:1d100<=85 よいしょ
DiceBot : (1D100<=85) → 39 → 成功
シロタエ:(*-▽-)!!
シロタエ:「でき、たー!」
藤田:「出来たじゃないか」ぱちぱち
シロタエ:「…」
GM:彼女はどこか納得いかない様子で、出来上がった花冠に触れています。
シロタエ:「うーん…まだまだ…だな。まだ…あの子が作ってくれたそれとは、違う…気がする」
シロタエ:「いやしかし、また助けられたな。有難う」
シロタエ:「私はまだ花を編み、あの子を待つよ。私はここにいる」
シロタエ:「…貴方は今一度、あの道を行ってみるといい」
シロタエ:「もうすぐ、陽が暮れてしまうよ」
藤田:「良いんだ」頷き「…黄昏時か、君も気をつけて」
シロタエ:「私は大丈夫だよ」
藤田:前みたいにひらひら、と手を振ってお別れしよう。また言われた通りその道へ参ります。テッテレー
シロタエ:ゆるりと手を振る
GM:道の先を行けば…………
GM:【落陽】
GM:再び視界に広がる、人気の無い草原。
GM:蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、
花…シロツメクサが美しく咲き乱れているそれは変わらないまま………
空が、赤く暮れている。
藤田:「……え」
藤田:あの子は、どこだろう、周囲を幻視する。
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中の、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込み…空を見上げる、女性の姿がある。
藤田:「シロタエ?」話しかけてみよう。
GM:女性は貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
シロタエ:「おや、こんにちは…こんばんは、かな?」
シロタエ:「………」
シロタエ:「…貴方にとっては、あまり、良くないことだったかもしれないが……今まで何度も作り方を教えてくれて、有難うな」
シロタエ:「でももう…私に、それは必要無いようだ」
藤田:「良いんだ」首傾げて「どうか、したのか?」
シロタエ:「………」
シロタエ:「子供が、来たんだ」
シロタエ:「…正確には、違う子供が」
シロタエ:「私が待っている子供…まちびとを知っている子が来たんだ」
シロタエ:「…」
シロタエ:「私が待っていたあの子は、もう死んでしまったんだと」
シロタエ:「たくさんの綺麗な花に囲まれて、眠ってしまったんだと」
藤田:話を聞いているね
シロタエ:「…もう、どれだけ待っても、ここには来ないんだと」
藤田:「………………」
シロタエ:「……来れない、のだと…」
シロタエ:「……」
シロタエ:「んんんん!!!」
シロタエ:「ああ!悔しい!」
シロタエ:大の字になって、花畑に転がる。
シロタエ:閉ざした瞼の下では空なんて見えやしないけれど、夕焼けの光だけは眩しくて眉間に皺が寄った。
シロタエ:「悔しいなぁ…自分で叩きつけておきながら、約束を果たせなかった」
シロタエ:「…私のものにはなってほしかったけど…それよりも、見たかったなぁ……」
シロタエ:「見たかった」「…見たかった…」
シロタエ:「あの不愛想な子供が、綺麗な花冠を乗せて笑うところを」
シロタエ:「……いや、笑わずとも…」
シロタエ:「生きていてくれさえすれば、それで良かったんだがな…」
シロタエ:「……そうか、死んでしまったのか……そうか、……そうかぁ…」
シロタエ:ああ、とこぼす声が掠れた。
シロタエ:閉ざした瞼が僅かに開き、再び閉ざされ…その目尻からこめかみの方へと、雫が流れ落ちる。
シロタエ:「…痛い、痛いなぁ……」
シロタエ:傷のついた足よりも、心が。ひどく痛んで仕方がない。
藤田:転がったシロタエちゃんにさくり、さくりと近づく
藤田:「必要は、ある」
藤田:「君は一体どこまで、花冠を作れるようになったんだ?」
シロタエ:「………」
シロタエ:「ふふふ」
シロタエ:袖で涙を拭い、起き上がる。
シロタエ:貴方へ向けたそれは、ちゃんとした、笑顔だった。
シロタエ:「ここまで、出来るようになったんだよ」
シロタエ:「なぁ、どうかこれを受け取ってはくれないか」
シロタエ:「一つはあの子の為に、一つは…貴方のために編んでみたんだ」
シロタエ:二つ握っていた花冠のうちの一つを貴方へと差し出す。
藤田:受け取ろう、出来栄えはどうだろうか。
GM:どこもよれてない、潰れていない、綺麗な花冠だ。
シロタエ:「貴方の幸運を…貴方はいつか、まちびと来たるとなることを祈って」
シロタエ:「待った結果に、傷を得ることもあるかもしれないだろうが…」
シロタエ:「…なんて、余計なお世話だろうか」
藤田:「…いいや?」花冠を手に持ったまま隣に座ろうかな
藤田:「俺の国では、大切な…亡くなった人に花を手向ける習慣がある」ゆっくりシロタエちゃん見る「だから君の努力は報われる」
シロタエ:「ふふふ、ああ、だから…」
シロタエ:「私はこれからも、花を編んで、待つよ」
藤田:頭を優しく撫でる、哀れんだ、同情を求めるようなそれではない。純粋な微笑みを向ける。
藤田:「また、編むのが解らなくなったら呼びなさい」「それと、泣けるのならば…泣いておきなさい」「泣けなくなるのが、一番君には辛いだろうから」
シロタエ:「はっはっは、…本当に、藤田は優しいなぁ」
シロタエ:「でも大丈夫、大丈夫なんだよ」
藤田:「それもまた、思い出になる…か」
藤田:「すまんな、余計なお世話なのは俺やもしれん」
シロタエ:「…あの子が思わず笑顔になるような花冠を作るという目標が出来たからな」
藤田:「程々にな」遠くを見ている…。
シロタエ:「ふふふ、程々にするさ、先生」
シロタエ:「…夜が来る。今度こそお帰り。今度はちゃんと、帰れるよ」
シロタエ:「何度も有難う。本当に、これでさいごだ」
藤田:「…そうか」「…」「The return of a friend is desired…」ぽつり、とそう呟いた
藤田:「promise…」シロツメクサの花言葉は確かそれだった
藤田:「目標があるのなら、それで良い…泣きたくなったり、懐かしくなったりしたら…遠慮なく、思い出してあげなさい」
シロタエ:「…ああ、元々、遠慮などない性格はしているからな」はっはっはー
藤田:「…」くす、と笑っている
藤田:「ああ、最後であろうとも…また会えたら、教えてやる」またな、とまた教えられた道へ進む。もらった手向けではない、感謝の花を抱えながら。
シロタエ:「ああ、是非。……また、どこかで会えたら」
GM:道の先を行けば…………
GM:見慣れた、拠点そばの森に出る。
GM:背後を振り返っても、そこにあの景色は、黄昏の草原はどこにもない。
GM:記憶すらも、貴方の中から掻き消えてしまっているだろう。
GM:綺麗に編まれたおもいの輪…シロツメクサの花冠だけが、幸運にも…何かを憶えているかもしれない。
藤田:シロツメクサを頭にぽふりと自分の頭にひっかける。
藤田:「Should auld acquaintance be forgot,And never brought to mind」
藤田:「Should auld acquaintance be forgotAnd auld lang syne…」ぽつりとぽつりと、友を、今は亡き友達を思いながら静かに歌いながら帰路へ向かっていく。
GM:まちびと、永遠、来ず終わる。
GM:これにて、chapter「まちびとTP」終了となります。シナリオクリアです!!お疲れ様でしたああああ
GM:【ED】
藤田:お疲れ様でしたあああああああああああああ
GM:平和でしたね
藤田:ハイ
藤田:ヘイワデシタ

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