Garden


まちびと_TP


参加者


GM.ぴよなか
PL.千穂/シャウラ
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GM:Chapterシナリオ「まちびと」TPを始めていきまっしょい!よろしくお願いします!!
シャウラ:よろしくお願いします!!
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:【穏やかな日々】
GM:良く晴れた空。流れる時間に異変は無い、いつもの日常。
貴方は何か思い立ったか、気分か、拠点そばの森を探索中。
シャウラ:「……、ふぁ」 うららかな陽気にあくびがでちゃった
シャウラ:「いいお天気だこと……」
GM:いつもと変わらない日常の風景。いつもと変わらない森…だった筈が、
GM:ふと気づけば、見覚えのない場所に、足を踏み入れていた。
GM:【約束の地】
GM:そこは、人気の無い草原だった。
蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、花…シロツメクサが、美しく咲き乱れている。
シャウラ:「あら……、」 瞬きをぱちぱち
シャウラ:「何処に来てしまったのかしら……」 きょろきょろと周囲を幻視
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中にある、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込む…女性の姿がある。
シャウラ:「………、」 誰かいる。とりあえず事情を聞きたいし、近寄っていこう。
シャウラ:「……もし?こんにちは」
GM:女性は貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
女性:「やぁ、こんにちは。私に何か、用だろうか?」
シャウラ:「突然ごめんなさいね。あたし、シャウラというの。……気づいたら、此処へたどりついていて」
「此処は、どこかしら……」
女性:「シャウラ。私は…そうだな、シロタエ。シロタエと呼んでおくれ」
シロタエ:「ここは…見ての通り、草原…花畑だよ」
シャウラ:「……シロタエ、ね」 微笑む 「ええ、そう呼ばせてもらうわ」
シロタエ:「私の居場所だ」
シャウラ:「……貴方の、居場所?」
シロタエ:「ああ。ここでずっと…わたしは、ずっと、まっているんだ」
シロタエ:「花冠を編みながら、ね」ほら、と見せる。
GM:もはやお前は手を止めろ、やめろと言ってやりたい程にぐっちゃぐちゃですね >花冠
シロタエ:「上手に出来ているだろうか?」
シャウラ:「……待っている……」 「それは、ひと?それとも、出来事?」
「………」 花冠を見て何とも言えない顔 
「贈り物にするなら、作り直した方がいいかもしれないわ。……あたしも、器用なほうじゃないけれど。手伝ってあげる」
シロタエ:「ひとを…まちびとをしているんだよ」
シロタエ:「この森の向こうにあるという、街から来たという子を…待っているんだ」
シロタエ:花冠・・・
シロタエ:「あぁ…そうか、そうだろうな…何せ、目を閉じて編んでいるのだから、そうだろうな…」
シロタエ:「ほんとか!?もしも貴方の目が見えているのなら、それでいい。私に、花冠の作り方を教えてほしい」
シャウラ:「目を閉じて?」 きょとん 「それは、なにか理由があるの?」 隣に座って、花冠を編もうと花を摘む
「……ああ、シロタエ。貴方は、目が見えないのかしら」 そう、と頷いて 「街から来た子……そのお話だと、一度会ったことがあるの?」
シロタエ:「あるとも」会ったことが
シロタエ:「そしてその時に、約束をな、叩きつけたんだ」
シロタエ:「私が」
シャウラ:「約束……」 「どんな約束を、したの?」
シロタエ:むぎむぎと花をいじる
シロタエ:「花冠の作り方を教えてくれた子供にな、目を閉じても上手に作れるようになってやると、そして出来たそれを、お前にやると」
シロタエ:「しかし、うん、難しいものだな…」
GM:「シロタエ」
瞼を閉ざした、妙齢の女性だ。
白の髪を長く伸ばしており、地についてしまっている。
白着物に深緑の帯といった古風な姿をしているというのに、足袋や下駄を履いていない…傷だらけの素足を晒しています。
その手は花冠を編んでいるらしいが…花が可哀想な程に、ぐっちゃぐちゃだ。
シャウラ:「………そう」 「難しいと思うわ。でも、約束……だものね」
「目が見えないひとでも、慣れればいろんなことができるようになるじゃない?」 「練習すれば、できるかもしれないわ」
シャウラ:「………」 素足に目をやる
シロタエ:「目は見えるのだがな、しかし、あれだけの啖呵を切ったんだ。見えない状態で編めなければ…かっこわるいじゃないか」
シロタエ:ぶー…と少し唇を尖らせる
シャウラ:「ああ、ごめんなさい。勘違いしちゃった」 
シャウラ:「……ふふ」 「そうね。そう言ったなら、できるようになるしかないわ」
シロタエ:「そうだとも!」
シロタエ:「だから、頼む。教えてくれないか?」
シャウラ:「ところで、」 「……靴、履かなくて大丈夫なの?」 質問しながら花冠の土台をつくってみる
シャウラ:「ええ、構わないわ」 「でも、さっきも言った通り、あたし、器用なほうじゃないから。できるかぎりのことはするけど……、」
「そうね。一緒に、頑張りましょう?」
シロタエ:「靴…?ああ、草履か?履く習慣がないものでなぁ」
GM:瞼を閉ざした彼女に、花冠の作り方を教えてあげてください。
PCに「教師」や「教官」などといった、誰かに何かを教えることに長けている設定がある場合はGMまでご連絡を。
シャウラ:とくにないでござる
GM:了解でござる
シロタエ:「私も出来る限りのことを、頑張るから…頼むよ」
シャウラ:そうっと立ち上がり、シロタエさんの正面へ回る。目を閉じているシロタエさんの両手を柔らかく取って、花を握らせる。
「両手に、一本づつ持って。十字に重ねたら、重なった部分をしっかり持って……」
説明しながら、花の茎を順番に巻き付けていく。
「この手の動きを覚えれば、……多分、目を閉じたままでもできるようになるんじゃないかしら……」
手の動きを感覚で覚えられるように、その動作を繰り返す。
「きっと、最初のうちは、目を閉じていくらかやったあと、目を開けて、ちゃんとできているか確認しながらやったほうがいいわ」
「慣れてきたら、徐々に目を閉じている時間を長くして。きっと、そうしていれば、いつのまにかできるようになると思うの」
シャウラ:これでオナシャス
シロタエ:「ほう…」順番に巻き付けていく、その手を少しずつ覚える「ああ、私はこの時に花が折れてしまっていたのだな…」
シロタエ:「むむぅ…、こ、こう…?」
シロタエ:1d100<=60
DiceBot : (1D100<=60) → 51 → 成功
シャウラ:おおっ
シロタエ:(*-▽-)!
シロタエ:「どうだ?どうだ?出来たか?」
シャウラ:「……ふふ」 「ええ。さっきよりは、うんと上手」
シロタエ:「…」
GM:シロタエはどこか納得いかない様子で、出来上がった花冠に触れています。
シロタエ:「まだまだ…かなぁ…。あの子があの時作ってくれたそれとは、手触りが違う…気がする」
シャウラ:「………?」 「どうかした?」
シャウラ:「………、そうなの」
シロタエ:「いやしかし、助かった。有難う」
シロタエ:「私はまだ花を編みながら、あの子を待つよ。私はここにいる。が…」
シロタエ:「帰りたいのなら、あの道を真っ直ぐと行くといい。街へと続いている筈だ」
シロタエ:「あそこは人が多いと聞く。貴方の帰る場所もわかるかもしれない」
シャウラ:「いいえ、力になれたのなら」 「……そう?じゃあ、貴方の言うとおり、行ってみようかしらね」 立ち上がって、スカートについた草をはらう
「……納得がいく出来のもの。つくれるといいわね」
シロタエ:「ああ、頑張るよ。有難う」
シロタエ:「気を付けてな」
シャウラ:「ええ。それじゃあ、さようなら」 軽く手を振って、教えてもらった道を歩いていこう
GM:ではでは、道の先へ
GM:ーーーーーーーーーーーーーーー
GM:道の先を行けば、
GM:街に………たどり着くことは、出来なかった。
GM:再び視界に広がる、人気の無い草原。
蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、花…シロツメクサが美しく咲き乱れているそれは、
全く変わらない。
シャウラ:「………、」 「道、間違えたのかしら……」 足を止めて、思案
シャウラ:とりあえず周囲に幻視と聞き耳してみます
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中の、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込む…女性の姿がある。
GM:【聞き耳】→周囲
風に揺らされる木々や草のざわめき。鳥、虫の鳴き声が聞こえる。
シャウラ:「………?」 さっきと同じ景色だなあ……
シャウラ:女性に幻視してみる。やっぱりシロタエさんだろうか
GM:【注視/幻視】→女性
瞼を閉ざした、妙齢の女性だ。
白の髪を長く伸ばしており、地についてしまっている。
白着物に深緑の帯といった古風な姿をしているというのに、足袋や下駄を履いていない…傷だらけの素足を晒しています。
その手は花冠を編んでいるらしいが…花が少しくちゃくちゃだ。
…姿はどこも変わりない。
GM:人ならざる気を持っている。…人に似た姿をしている、「何か」だ。
シャウラ:「………」
シャウラ:もう一度、声をかけに寄ってみよう。 「……ねえ?」
GM:シロタエは貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
シロタエ:「おや、その声は…また会ったね。こんにちは」
シロタエ:「…なぁ、また、花冠の作り方を教えてはくれないだろうか」
シロタエ:「もう少し、もう少しなんだ」
シロタエ:「もう少しで…上手に出来そうなんだ」
シャウラ:「………、」 「ええ、いいわ。大丈夫よ」
シロタエ:「ほんとか!有難う、助かるよ」
シロタエ:心底ほっとしたように微笑む
GM:瞼を閉ざした彼女に、再び、花冠の作り方を教えてあげてください。
シャウラ:「………、」 また、彼女の正面に座って。
シャウラ:手を取る。その手で、花の茎を重ね、絡めて、また重ね。
「……よっぽど、大事な約束なんだろうけれど」 「焦っちゃ、だめよ。ゆっくり、少しづつできるようになっていけば」
「きっと、綺麗な冠ができるから」 「貴方の満足がいくかは、わからないけれど……」
言いながら、何度も、何度もそれを繰り返す。彼女がその感覚を、覚えるまで。……ゆっくり、ゆっくりと。
シロタエ:「…わかっている。わかっているよ……」教えてもらうそれを、焦らず、ゆっくりと飲み込んでいく
シロタエ:「でも、約束なんだ…私が勝手に叩きつけたものだけれど、確かに…あの子も、あぁ、と…返事を、くれたんだ…」
シロタエ:1d100<=70
DiceBot : (1D100<=70) → 82 → 失敗
シャウラ:ぎえええ
シャウラ:支援で、振り直しお願いしたい
シャウラ:「ちょっとまってね……」
シャウラ:「ううん、大丈夫」よいしょ、と動きを整える 「……そう。そうやって、もう一度……」 ふぉろー
シロタエ:「も、もう少し…」
GM:振り直し補正をあげよう。+10
シロタエ:1d100<=80 もう、ちょっと…
DiceBot : (1D100<=80) → 25 → 成功
シャウラ:やったぁああ
シロタエ:(*-▽-)
シロタエ:「どう、だー!」じゃーん!!
シャウラ:「……ふふ」 「見違えたわ。上手くなってる」
シロタエ:「…」
GM:シロタエはまた、どこか納得いかない様子で、出来上がった花冠に触れています。
シロタエ:「…まだまだ…まだ…だな。…あの子が作ってくれたそれとは、違う…気がする」
シロタエ:「いやしかし、また助けられたな。有難う」
シロタエ:「私はまだ花を編み、あの子を待つよ。私はここにいる。…貴方は今一度、あの道を行ってみるといい」
シロタエ:「もうすぐ、陽が暮れてしまうよ」
シャウラ:「………」 「そう。じゃあ、そうするわ」 「貴方も、ずっとここへいたら、夜の寒さが身体に障るんじゃないかしら」
「ほどほどに、するのよ」
シロタエ:「私は大丈夫だよ。有難う」
シャウラ:「………そう。」 「なら、いいのだけれど。……がんばってね」
シロタエ:「ああ、気を付けてな」
シャウラ:そう言って、再びあの道を、行ってみよう
シロタエ:「…私はここから、動けないから」ぽつり、呟いた声は掻き消えた
GM:ではでは、道の先へ
GM:ーーーーーーーーーーーーーーー
GM:【落陽】
GM:道の先を行けば、街に
GM:………また、たどり着くことは出来なかった。
GM:再び視界に広がる、人気の無い草原。
蝶が羽搏き、虫が跳ねる。草は若々しく、花…シロツメクサが美しく咲き乱れているそれは
変わらないまま………空が、赤く暮れている。
シャウラ:「………」 ふう、とため息
シャウラ:一応周囲に幻視と聞き耳
GM:【注視/幻視】→周囲
木々に囲まれた森の中の、ぽっかりと開けた場所にある草原。
元来た道は真っ直ぐと続いている。進んでいけばまた森の中に入ることとなるだろう。
草原では真っ白なシロツメクサが咲き乱れており、
その中で座り込み…空を見上げる、女性の姿がある。
GM:【聞き耳】→周囲
風に揺らされる木々や草のざわめき。鳥、虫の鳴き声が聞こえる。
シャウラ:では続いて女性に幻視もしとく
GM:【注視/幻視】→女性
瞼を閉ざした、妙齢の女性だ。
白の髪を長く伸ばしており、地についてしまっている。
白着物に深緑の帯といった古風な姿をしているというのに、足袋や下駄を履いていない…傷だらけの素足を晒しています。
その手は……出来上がった花冠を持っている。
姿はどこも変わりない。ただ…その表情は、哀しげだ。
GM:人ならざる気を持っている。…人に似た姿をしている、「何か」だ。
シャウラ:「………」
シャウラ:「……、大丈夫?」 そうっと近寄って、声をかける
GM:シロタエは貴方の声を聞くと、白妙の髪を揺らしながら貴方の方に顔を向ける。
シロタエ:「おや、その声は…また会ったね。こんにちは…こんばんは、かな?」
シロタエ:「……」
シロタエ:「…貴方にとっては、あまり、良くないことだったかもしれないが……今まで何度も作り方を教えてくれて、有難うな」
シロタエ:「でももう…私に、それは必要無いようだ」
シャウラ:「………」 「それは、どうして?」
シロタエ:「子供が、来たんだ」
シロタエ:「…正確には、違う子供が」
シロタエ:「私が待っている子供…まちびとを知っている子が来たんだ」
シロタエ:「…」
シロタエ:「私が待っていたあの子は、もう死んでしまったんだと」
シロタエ:「たくさんの綺麗な花に囲まれて、眠ってしまったんだと」
シロタエ:「…もう、どれだけ待っても、ここには来ないんだと」
シャウラ:「………」
シャウラ:「そう」
シロタエ:「……」
シロタエ:「ああ!悔しい!」
シロタエ:大の字になって、花畑に転がる。
シロタエ:閉ざした瞼の下では空なんて見えやしないけれど、夕焼けの光だけは眩しくて眉間に皺が寄った。
シャウラ:夕暮れをみやったあと、また彼女の声に視線を戻す
シロタエ:「悔しいなぁ…自分で叩きつけておきながら、約束を果たせなかった」
シロタエ:「…私のものにはなってほしかったけど…それよりも、見たかったなぁ……」
シロタエ:「見たかった」
シロタエ:「あの不愛想な子供が、綺麗な花冠を乗せて笑うところを」
シロタエ:「……いや、笑わずとも…」
シロタエ:「生きていてくれさえすれば、それで良かったんだがな…」
シロタエ:「……そうか、死んでしまったのか……そうか、……そうかぁ…」
シャウラ:「……」 「わたしの、ものって?」
シロタエ:閉ざした瞼が僅かに開き、再び閉ざされ…その目尻からこめかみの方へと、雫が流れ落ちる。
シロタエ:「ずっと……私の元に、いてほしかったんだよ……」
シロタエ:「…痛い、痛いなぁ……」
シロタエ:傷のついた足よりも、心が。ひどく痛んで仕方がない。
シャウラ:その様子を、眺めながら。ふう、と物憂げにため息を漏らして。
シャウラ:「叶わない願い、だったのね」
シロタエ:「…あの子は人の子。私とは違う世界に住む子…」
シャウラ:「あれだけ、懸命だったんだから」 「貴方がそう、思うのは、仕方のない事ね」
シャウラ:「」
シャウラ:「………」
シロタエ:「それでも…それでも…」
シャウラ:「繋がりたかった?」 「……その子と。心を、分かち合いたかった?」
シャウラ:「たとえ、世界が違っても」
シロタエ:「決して分かり合えぬ、共にあれぬと分かっていても……」
シロタエ:「何ものにも従えぬのが、心というものだろう?」
シロタエ:「……はぁ…」
シャウラ:「………、ふふ」 「そうね。それには、同意するわ」
シャウラ:「これから、どうするの?」
シロタエ:「…さぁて、どうしようかね」
シロタエ:袖で涙を拭い、起き上がる。
シロタエ:貴方へ向けたそれは、笑顔だった。
シロタエ:「まだ、待っているかもしれないな」
シャウラ:「………」 くすくす、笑う 「懲りないひと」
シロタエ:「いつか私が、あれと同じ場所に行ける日を、な」
シャウラ:「………、」 「そう」
シロタエ:「なぁ、どうかこれを受け取ってはくれないか」
シロタエ:「一つはあの子の為に、一つは…貴方のために編んでみたんだ」
シロタエ:二つ握っていた花冠のうちの一つを貴方へと差し出す。
シャウラ:「?」 「あたしの、ために?」
シロタエ:「貴方の幸運を…貴方はいつか、まちびと来たるとなることを祈って」
シロタエ:「待った結果に、傷を得ることもあるかもしれないだろうが…」
シロタエ:「…なんて、余計なお世話だろうか」
シャウラ:受け取ろう。 「大丈夫よ。傷がもたらすものも、なにも、痛みだけじゃないもの」
シャウラ:「貴方だって、そうじゃあない?」
シロタエ:「ふふ、…そうだな」
シャウラ:「……、ありがとう」 受け取って、お礼を
シロタエ:「…夜が来る。今度こそお帰り。今度はちゃんと、帰れるよ」
シロタエ:「何度も有難う。本当に、これでさいごだ」
シャウラ:「……ええ」
シャウラ:「今度こそ、さようなら」
シャウラ:「シロタエ。誰かを待つ人」
シロタエ:「さようなら、シャウラ」
シャウラ:そう言って、軽く手を振って。彼女に背を向けて、あの道へ歩みだろう
シャウラ:だそう!
GM:道の先を行けば…………
GM:見慣れた、拠点そばの森に出る。背後を振り返っても、そこにあの景色は、黄昏の草原はどこにもない。
GM:記憶すらも、貴方の中から掻き消えてしまっているだろう。
GM:綺麗に編まれたおもいの輪…シロツメクサの花冠だけが、幸運にも…何かを憶えているかもしれない。
シャウラ:はた、と足を止める。手にある花冠を眺めて、ひとつ溜息を吐く。
何処へだって、行けるはずなのに。立ち止まっているのは、いつも、あたしひとり。
またいつものように、憂鬱を胸に抱いて。変わらない日々へと、歩みを進めた。
GM:まちびと、永遠、来ず終わる。
GM:これにて、chapter「まちびとTP」終了となります。シナリオクリアです!!お疲れ様でしたああああ
GM:【ED】
シャウラ:お疲れ様でしたああああああああ

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