ノゾミ　―満月ノ君―

「安倍 晴明」専用アイテム。

草木や花、緑香る自然に染められた、手触りの良い羽織。
貴方が羽織れば、背に桔梗の紋が刻まれる。

風に逆らわず、裾は軽やかに翻る。
しかし、「ミツル」に閉ざされた内側に満ちる、深く静まる”夜”は零れない。

命懸けたとて、欠けてはならぬ。
これは「ミツル」と対のもの。どちらが欠けても効果は使用出来ないが、
所持していた状態から奪取/破壊された場合、欠けた半身を満たすように手元へと帰還する。
アイテム枠は「ミツル」と合わせて一つとしても良い。

「閉ざされた夜の下、星を繋げよう」

空気を震わせる天鐘の音。全てが繋がる合図の音。
「子」に対し、常に一枚の「結界」を展開、固定する。
光属性/水属性の魔法攻撃に対してのみ、ダメージ半減効果を持つ。
この「結界」を持つ「子」は1セッション中3回まで、望んだ時に支援と同効果を得られる。
拒んでもいい。使わなくてもいい。
けれど、必要な時はそこにいる。

夜から香るは黄水仙。内側で囁かれた「秘密」は、周囲には絶対に聞こえない。
疲れた時はいつでもここに帰っておいで。
1ラウンドに1度。自身の手番時、自身に対し任意で「キュアー」を発動出来る。
その内側に招いた味方にも同効果+(1d7+3)のHP回復を与える。
手番は消費しなくても良い。


全てを通して、貴方が懸けた命の数だけ使用可能。
”足りない”と思った時に、任意で使用しても良い。

1を2に、2を3に。それは0から1をも生む、神の命。

貴方のステータス、所持しているアイテム（消耗品は除く）、
固有/記憶/装着/特殊スキルの回数、人数、範囲…足りないものならなんだって、
定められた数にプラスすることが出来る。

装着していないスキル(0)を1とし、使用可能としても良いが、
増加不可などの制約が設けられているものには使用できない。
この効果に対しても使用不可である。

一つにつき、一つの命。
使用した分、命は減少していく。

残り：10


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描けぬ星、夜よ響け
懸ける命、愛よ添え

満たつ望み、己が為