Garden


迷いの竹林


青々とした竹に、満足に先も見えない程覆われた区画。
右も左も、前も後ろも分からなくなってしまうだろう。
けれど一度足元を見れば、お粗末な落書きの道がある。真っ直ぐ行けば、迷わない。

時々筍を発見出来る。美味しい。
この竹林の竹は素材として使うに長けている。竹だけに。
使用する際に何か「想い」を込めれば、
真っ直ぐ一途に、その「想い」に応えてくれるだろう。竹だけに。

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