一紫 ひとり
「おむかいさん:二世」専用アイテム。
鮮やかな紫色が灯る「花一華」と、
「雪に埋もれた家と燃える鳥のおもちゃ」の影絵が描かれたビニール傘。
これを所持している限り、貴方は「一紫 ひとり」との会話を忘れない。
力の全ては「一紫 ひとり」に依存する。
アイテム破損時、貴方が迎えたものは消失する。
貴方が制作_工作(裁縫)、制作_料理、応急手当を使用した時、
「支援」、またはそれに該当する有利的補正を得ても良い。
この効果は貴方が欲しいと思わずとも、自動的に付与されるものと認識して良い。
こどもは、おかあさんのおてつだいをしたいものだから。
おかあさん…ひとりの、おかあさん。
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条件達成時、自動発動。
ひとりにしないから、ひとりにしないで。
ひとりにしないで。ひとりにしないから。
貴方と、貴方から見て「子供」と判断するもの全ての、
傷害、殺生等の、傷がつく/つける効果、死に至る/至らしめる効果の一切を無効とする。
攻撃は受けない。攻撃することも出来ない。
死ぬことは無い。殺すことも出来ない。
でも不死鳥なんて、火の鳥なんてどこにもいないんだから。
最初からそうならないのが、一番いい。
こどもはおかあさんが、
おかあさんはこどもが、たいせつだから。
ころさないし、ころさせないよ。
ぜったいに。
雨が止んだ時、貴方の子は燃えるように尽き果て、効果は自動解除される。
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傘を所持せず、
傘立てに収めている時のみ使用可能。
「一紫 ひとり」が貴方へ向ける特殊感情スキル。
「おかあさん……」
「……ひとりの、おかあさん…」
「…ひとりだけの、おかあさん…だよ、…ね?」
母を独占する、子の欲。
セッション時、自動発動。
貴方は「一紫 ひとり」以外の他者から感情スキルを向けられた時、
有利不利を問わず効果を得ることが出来ない。
代わり、貴方が「一紫 ひとり」に対し、母として「愛情」を向けるならば、
貴方が向けた愛情の数値*2の値を、即時ステータス上昇に使用しても良い。
鼻の奥にこびり付く、焦げた香り。
貴方に向けられた好意も悪意も焼き尽くして、ひとりじめしたいの。
…これらの効果は、ただ一言。
貴方が「やめて」と言えば簡単に解除出来る。
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空が涙を流す時。雫がビニールの肌を叩く時。「雨」が、降る時。
まるで呼ばれるように、開いた傘の下にその姿が現れるだろう。
迎えに来てくれた貴方と二人、傘に入る。
ふわふわと柔らかなショートボブの髪。
鮮やかに映える、珊瑚色が灯る。
熱の失せた菖蒲色の虚ろな瞳に鮮やかな「花一華」が咲いた、14歳程の少女。
ふっくらとしていて、健康的。しかし日に焼けてない真っ白な肌。
ほっそりとした腕には、可愛らしい桜の花の形をした、ブレスレットがある。
空虚で一歩遅れた雰囲気と、零すように呟く喋り方が特徴的。
親を待つ雛のように啼いて嬲られ燃やされて…子を愛す母に迎えられた。
「
ひとりに、しないで……おかあさん」
[x灯ったx]
以下効果全てを[所持時効果]へ付随する。
【
鮮やかな珊瑚色】(髪色効果)
火属性耐性+2、光属性耐性+1
要宣言。セッション中一度のみ使用可能。
火、または光属性攻撃を受けた時、そのダメージを/3することが出来る。
【
熱の無い菖蒲色】(瞳色効果)
火、または水属性魔法を一つ、SPの消費無しに装着することが出来る。
必要魔法適正には従う。
【
肌に色を】(肌色効果)
「傘」か「子供」へ「装備」させることが出来る。
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◆衣類◆
セッション時、以下アイテムを一つだけ「子供」へ「装備」させることが出来る。
効果は[所持時効果]に付随される。
・
初期装備
◆「一紫ひとり」専用アイテム◆
・
よりそいならべば
・
"mother"
・
なんでもおねがいできる券 残8枚
使った後の券の裏に、何か書いてある。
・「おひざまくらしてほしい」 / おひざまくら。あたまなでなでしてくれた。
・「おかしつくってほしい」 / くっきー。おはないっぱいつくってくれた。
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◆貴方がこどもにつかえるもの◆
・
おむかいさんのごっこ遊び(美容師ver)
・
空白の” ” *1
◆返還記憶/情報◆
・「
一紫 ひとり」
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