氷る猫の暗躍 | ナノ
本日の報告
【ティオ】
「えー、相手方の目的もこっちとほぼ同じ。キュアデコルを集めて女王の復活をもくろんでるらしいよ。

つきまして、僕思ったんだけどキュアデコルの奪われ率さ、回転早くない?大丈夫?」


【ジョーカー】
「ええ、それに関してはまだ大丈夫ですよ」


【ティオ】
「そういう管理はジョーカーに任せてるから一応安心はできるけど……。ま、ほどほどにねー」


【ジョーカー】
「ご忠告感謝しまぁす。…ところでティオさん……」


【ティオ】
「…………はい、なんでしょう」


【ジョーカー】
「あのですね、私もあまり人の趣味にとやかくいうつもりはありませんけどね」


【ティオ】
(……ん?趣味?)


【ジョーカー】
「あまり、その、いくら南極だからって、その、……下着姿はいかがなものかと…」


【ティオ】
「ジョーカー!あなたそれ勘違いしてる!僕、わかる!あなた今、僕のこと露出狂だと思ってる!」


【ジョーカー】
「いえそのあの、決してそのようなこと、は……」


【ティオ】
「絶対嘘ティオわかる!!だってジョーカー帰ってきてから一度も目を合わせてくれない!!ジョーカーそれ勘違い!僕露出狂違う!僕健全!」


【ジョーカー】
「えぇー……」


【ティオ】
「ようやく目を合わせてくれたと思ったらその眼差しだよ畜生め。いや、あれだよ?あれはさ、南極に来てテンションが天元突破だったんだよ。ドリルも目じゃなかったんだよ」


【ジョーカー】
「それでハイテンションのあまり服を脱いだと」


【ティオ】
「お酒入ったりしたら服脱ぐ人いるじゃん!!」


【ジョーカー】
「ティオさんお酒入ってなかった!!ティオさんそれやっぱり露出狂!!」


【ティオ】
「ちっげえええしいいい!!信じてジョーカー!!僕健全!!I am normal!!I am normal!!」



【ウルフルン】
「うるせぇ」



 
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