氷る猫の暗躍 | ナノ
本日の報告
【ティオ】
「新しいプリキュアが増えちゃいましたー。今回は新しいプリキュアのキュアマーチこと緑川なおちゃんについて紹介しちゃうよ。

・サッカー部所属の俊足の持ち主
・どうやら風の力をもっているようです。
・普段の俊足に、プリキュアとして力も割り増しなようで、垂直の壁面も走っちゃいました。なにこれすごいよね。
・必殺技は風の力をボール状にしてシュートです。サッカー部らしくてわかりやすいよね。
・あ、あとやっぱ必殺技って疲れるみたい。

……とまあ、こんな感じー?」


「ありがとうございますぅ、いつも潜入捜査お疲れさまでぇーす!」


【ティオ】
「そうやっていたわってくれるの君だけだよー!」


【アカオーニ】
「ティオー、パンツ直してほしいオニ……って、お邪魔だったオニか?」


【ティオ】
「え?なんで?」


【アカオーニ】
「二人とも、とっても仲良しだったオニから」


【ティオ】
「別にー?んで、パンツ?」


【アカオーニ】
「尻餅ついたら破れたオニ!縫ってほしいオニ!」


「ティオさんは料理は破滅的ですが、裁縫は得意ですからねぇ」


【ティオ】
「やだー、一言余計なんですけどー」


【アカオーニ】
「あ!そういえば聞いてほしいオニ!」


【ティオ】
「なになに?」


【アカオーニ】
「今日プリキュアたちと一緒に、ティオによく似た声の奴がいたオニ。んで、良く見てみると見た目もティオにそっくりだったオニから、声をかけようとしたらいきなりボールぶつけられたオニ!ひどいオニ!俺様、そのときまだなにもしてなかったオニ!!」


【ティオ】
「ああそれはドッペルゲンガーだね。見ると死ぬぜ。僕が」


【アカオーニ】
「ええ!?ティオ、死んじゃうオニか!?」


【ティオ】
「アカオーニがそいつに絡みすぎると死ぬかもしれない……」


【アカオーニ】
「死んじゃだめオニ!俺様、絶対もうそいつとはかかわらないオニ!!」


【ティオ】
「ん、良い子。はい出来たよー」


【アカオーニ】
「すごいオニ!もう出来たオニか!ありがとうオニ!!」


【ティオ】
「いえいえー」


【アカオーニ】
「よし!俺様、素振りしてくるオニ!!」



ノッシノッシノッシ……




【ティオ】
「…………バカでよかったわ」


「…………ええ」


 
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